
audibleでオススメの本を紹介していくシリーズ。
今回は「サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福」をご紹介します。
audibleでは最初の一冊を無料で視聴することができます。3,500円の本書を試し読みしてみはいかがでしょうか。
最初の一冊は無料
現代は、国家・貨幣・企業などが他人と協力し、文明をもたらしてきました。ではその文明は人類を幸福したのでしょうか?現代世界を鋭くえぐる、50カ国以上で刊行の世界的ベストセラー。
著者:ユヴェル・ノア・ハラリ、柴田裕之
カテゴリー:歴史・地理研究、世界史
「サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福」の口コミ
生物学的な視点の歴史観
進化と適応という生物学的な視点を用いることで、正史でもなく外伝でもなく、先入観なく歴史を紐解いていくプロセスにゾクゾクしました。これまで自分が状況によって民衆の側や権力の側に偏っていたことに気づかされました。望ましくないこともそうしてしまう理由があると思えました。それに対してどう対応していくのかがポストモダンの時代には求められるのかなと思いました。
レビューでの評価ほど悪いナレーションではなかった
ナレーションに対しての酷評レビューもあったが、聴きにくくはなかった。
そもそもこうした論文調の書物は小説ではなく会話もないのだから聴者にどう聴かせるにもかなりの技術がいる。単調になりやすい文章にいかに抑揚をつけるか(それも大袈裟にならないように)は著書全体を把握していなければならないが、少なくともナレーターの和村氏はその作業を事前にそれも何度も考察しているように思えた。またナレーターの声質はこの書物に合っていると思えた。
著書そのものは大変面白く読み応えもあるもので、読むことも聞くこともお勧めしたい作品と言えます。
おもしろい、ただ
帝国の負の遺産というものに少し一般化しすぎているような気がする。インド人がイギリス支配の痕跡を取り除こうというならタージ・マハルはどうなんだ、という問題設定には無理がある。近代の植民地支配とそれ以上前あるいは現代のそれを帝国の一言でまとめているのもどうもね。
教養を学べます
ホモ・サピエンスとは?に真剣に向き合った渾身の作品です。
歴史から人類の本質が学べる
人類(ホモサピエンス)の進化・変遷の過程から、人類の本質が学べる。
普段本を読みませんが引き込まれました
数年前に話題になっているのは聞いたことがありましたが、普段あまり本を読まないこともあって手をつけていませんでした。
通勤時間に何か学習しようと思いこの本をaudibleで買って大正解。
・本読まない
・生物学・歴史に興味なかった
私がどハマりしました。