パソコン一台で収益を得られる方法の一つとしてアフィリエイトが挙げられます。アフィリエイトについて知識がないという方向けに簡単に説明すると、「企業の商品やサービスを宣伝して、購入された場合に企業から売り上げの一部を受け取れる」という仕組みのことです。
広告の形態から「成果報酬型広告」と呼ばれることもあります。
成果が発生した場合(商品が売れた場合)のみ広告料が発生するため、企業側も少ない広告費用で確実に商品を販売することができるという特徴があります。
なぜアフィリエイトが注目されるのか
アフィリエイトはパソコン一台で手軽に始められる上に、本気で取り組めば月収100万円も狙えるチャンスがあります。
Webサイトの運営に必要なものはパソコン、ドメイン、サーバーのみで、月の維持費は1,000円程度と低コストです。
隙間時間に記事を投稿し、Googleアドセンスなどを利用して広告を掲載することで、アクセス数に応じた収益も期待できます。一度投稿した記事は世界中に公開され、サーバーが維持されている限り残り続けます。何も手を加えなくても収益が得られるという仕組みを作りだすことができるため、本業で忙しいサラリーマンの副業としても人気です。
アフィリエイトで稼ぐ仕組みは単純だが楽ではない
アフィリエイトで稼ぐ仕組みは「サイトに読者を集客して商品を売る」といういたってシンプルなものです。しかしながら、決して楽に稼げるものではありません。
アフィリエイトの収益を左右する要素として
- SEO
- 競合調査
- キーワード選定
などがあります。
今やアフィリエイトには企業が参入してきており、個人レベルで収益を上げるのは難しくなってきています。
突然のGoogleのアルゴリズムアップデートでは、検索順位が大きく変動し、売り上げが半分以下になることも珍しくありません。これは私も経験済みです。
その一方で、サイトの記事を増やしコンテンツを充実させていくことで、1ヶ月でアクセスが5倍に増えたということもありました。
この過程では、どのようなキーワードで検索されているか、読者はどのような情報を求めているか、などについて一日中考えている日もありました。
このように自分ではどうすることもできない環境の中で、試行錯誤を繰り返し地道な努力の積み重ねが必要になります。それがアフィリエイトです。
アフィリエイトには
- 初期費用が少ない
- 特別なスキルが要らない
- 誰でも始められる
というメリットがあります。
WordPressなどを使ってサイトを運営する場合は、序盤で苦戦することもあるでしょう。無料ブログを利用すれば、手間をかけずに見た目の綺麗なサイトが作成できます。
一般的な広告
商品を宣伝したい企業は、メディアに広告料を支払い大多数の人に商品を広めます。先に広告料を支払いますが、広告料に見合うだけの売り上げを得られるかはわかりません。顧客が目にする時点で広告料が支払われています。
成果報酬型広告(アフィリエイト)
アフィリエイトの場合、企業は直接広告を宣伝せず、ウェブサイトの運営者やSNSなどのメディアが広告媒体になります。メディアを通じて商品が売れた場合にのみ企業は広告料を支払うため、広告料が無駄にならず確実な顧客獲得が可能となります。
アフィリエイトに参加する仕組み
アフィリエイトはパソコンさえあれば誰でも始めることができます。今となってはスマホ一つで始めることができますが、初心者には難易度が高いでしょう。
スマホアプリに対応したアフィリエイト
アフィリエイトで商品を宣伝するためには、Webサイトが必要になります。SNSアカウントでもできなくはないですが、機能が制限される上に広告主との提携が承認されにくいため、ウェブサイトを持つことをお勧めします。
無料で始められるブログサービスから、Wordpressでサイトを作り込むという方法まで様々ですが、アフィリエイトを始めるのであればWordpressでサイト運営を始めると良いでしょう。
無料ブログサービスの中には広告の掲載が制限されている場合もあります。どのサービスを使うかによって広告の選択肢が決まるため、自分で自由に運営が可能なWordpressが最良の選択と言えます。
とはいえWordpressを使ったウェブサイト運営にはハードルが高く感じるという方も多いでしょう。その場合はブログサービスから始めてみましょう。
ブログサービス
ASPに登録する
アフィリエイトで収益を得るためにはASPに登録し、企業と提携しなければなりません。
ASPとは
Affiliate Service Providerの略であり、ASPと略されることが一般的です。企業側はASPに広告を出稿しており、ASPにはたくさんの広告がまとめられています。この広告の中から紹介したいものを選び、企業と提携することで成果報酬が得られるようになります。
提携には審査があることが多く、広告主の意向に沿ったサイトか、公序良俗に反したサイトではないかなどが見られますが、詳細な判断基準は公表されていません。
というのも、提携を審査するのはASP側の担当者の場合と広告主側の担当者の場合とが混在しているためです。審査に落とされた理由などは問い合わせることはできないため、自分で考えてサイトを改善していく必要があります。
記事を投稿する
ウェブサイトを開設した後は、記事を蓄積していきます。アフィリエイトサービスでは、広告主と提携するためにサイトの審査がされる場合がありますが、何も記事が投稿されていないサイトでは承認のしようがありません。
しかしながら、楽天市場など審査なしですぐに提携ができるASPもあるため、ASPに掲載されている広告を探してみると良いでしょう。