人生哲学の定番「7つの習慣」口コミまとめ - 【Amazonオススメの本】

7つの習慣

Amazonでオススメの本を紹介するシリーズ。

今回は人生哲学の定番「7つの習慣 人格主義の回復」を紹介します。

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全世界で3,000万部、国内では220万部を超え、今も読み続けられているビジネス書の定番中の定番「7つの習慣」は、人生哲学の定番として親しまれてきました。本書は、17年前の初版を新たに訳し直して発売されています。どうして再び翻訳されて今ベストセラーとなっているのか。

変わらない軸で激動の時代を乗り切る

人格主義の土台となるのが、時代を通して変わらない軸となる原理原則です。本書の著者であるコヴィー博士は、「はじめに」の中で、時代が変われば「7つの習慣」も変わるのかという問いに対して、いや、これは原理原則なので、時代が変わるからこそ、逆に変わらない軸となっていくと答えています。激動の時代に生きる現代人にこそ。変わらない軸が必要となるのです。

ビジネスパーソン向けに翻訳され、サブタイトル「成功には原則があった!」にも反映されているため、今回はより幅広い読者にも理解できるような翻訳がされています。「7つの習慣」を子供向けに展開した「7つの習慣ティーンズ」やより一般読者向けに展開した「まんがと図解でわかる7つの習慣」など、プロダクトラインもかなり増え、多岐にわたって「7つの習慣」がまとめられています。

「7つの習慣」の口コミ

100年前に姿を消した「人格主義」

1996年刊行の初代「7つの習慣」には「成功には原則があった!」の副題がつけられていたが、2014年刊行の「完訳 7つの習慣」には「人格主義の回復」の副題がつけられている。原書のタイトルはTHE SEVEN HABITS OF HIGHLY EFFECTIVE PEOPLEだから、どちらも原書に忠実な訳とはいえず、いずれも刊行じの世の中の空気を反映した、マーケティング上の事情によって付けられたものと思われる。ということは、現在の日本は「成功」よりも「人格主義」という言葉の方が受け入れられる、少なくとも本としてはその方が売れる時代を迎えていると見てよさそうだ。

「人格主義」とは、誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、質素、節制など、人間の内面にある人格的なことを大切にする考え方。そして、これらの価値観に即した「原則」的な生き方を個人としてもまた人間関係においても徹頭徹尾貫くこと、それを「7つの習慣」として実践することこそが、成功を収める鍵だと著者は説く。

対する「個性主義」は、成功は個性、社会的イメージ、態度、行動、スキル、テクニックなどにより人間関係を円滑にすることによって生まれるとする考え方。著者はこうしたスキルも大切な部分ではあるものの、それはあくまでも氷山の一角であり、水面下にある人格という巨大な土台から生まれたものでなければならないという。

「人格主義」は、日本においては鈴木正三、石田梅岩らの教えを源流に江戸中期以来、連綿と育まれ「日本型経営」として発展を遂げてきた。90年代後半以降、グローバル株主資本主義の猛威の下に一時期後退したものの、今また力強く復活の兆しを見せており、それが本書の副題ともなって現れているといえよう。

著者の母国、米国ではどうか。評者は、米国はずっと以前から「個性主義」の国と思い込んでいたが、それは大きな誤認だった。著者は本書の執筆に先立ち、合衆国独立宣言以来、米国で出版された「成功に関する文献」の調査を行ったが、その結果、建国(1776年)から約150年間に書かれたものは、どれもみな「人格主義」に基づくもの。ところが、第一次世界大戦が終わる(1918年)や、人格主義は影をひそめ個性主義一色に姿を変えたことが明らかになったという。

以外にもまだ100年の歴史しか持たない比較的新しい現象というわけだが、それは奇しくもFRBの設立が計画され(1910年)、フレデリック・テーラーの「科学的管理法」に始まる経営学が誕生し(1911年)、ロシア革命が勃発した(1917年)時期とも重なるものであり、第一次世界大戦が「人の精神のありようを根底から変えてしまった戦争」であったことを端なくも物語っている。

確かに考えてみれば、アダム・スミスは「道徳感情論」(1759年)の考えを経済学の理論へと発展させる形で「国富論」(1776年)を書いた。経済成長によって万人の生活水準が上がり、万人が幸福になることで秩序も維持され、道徳も醸成されるーー「経済」と「道徳」をこのような関係として捉えることにより「万人の幸福」を実現しようとした。資本主義は、その基盤として人格主義を築き持つことをもって初めてマトモに機能するものなのである。

本書は44ヶ国語に翻訳され、全世界で3,000万部、日本でも累計200万部を売り上げるベストセラー&ロングセラーとなっている。このことは、著者が訴える「人格主義の回復」に世界中の人々が深く共感していることの何よりの証だといえよう。現代史の100年が転換点を迎え、人格主義が本当に回復する日が訪れることを切に願いたい。

個性を出す前に、まずは結果を出すことが大事

「個性を出す前に、まずは結果を出す」

本書を読んでもっとも印象に残ったのは、この姿勢です。自分探しや、オンリーワンなど、個性主義に疑問を投げかけている部分がとてもしっくりきました。コヴィー博士と聞くと、なんだか気難しい感じがしますが、全くそんなことはなく、彼自身いろいろと失敗し、試行錯誤しながら7つの習慣をまとめるに至ったのだなというエピソードが散りばめられています。

決してお堅い本というのではなく、読みながら何回か涙してしまうような、そんな人間味あふれる内容でした。

目の覚めるような読書体験

出版から30年、全世界で3000万部売れた自己啓発本の古典。この本は数ヶ月前に購入していたが、500ページという本の厚さに読むのを敬遠していた。しかし読み進めると、その目の覚めるような読書体験に夢中になった。

小手先のテクニックではなく原則に生きる

現代人が抱える、問題を本質で捉えて解決に導く具体的な手引書。種を蒔いて世話をしなければ実りは無いという当たり前の原則だが文字で確認し応用の方法を知れば全ての事柄がうまくいくだろう。全てを実行するのは難しいだろうが本書でも著者自身難しいと述べているので気負わずに読んでほしい。

語り継がれる所以

タイトル通り語り継がれる理由がこの本にはあると感じました。ただ、内容を知っていることと実行できることとは全くの別で、当たり前であるがこの本は特に実行にうつせるかが重要である。人生の節々でこの本を読み直し、自分を律していく必要がある。そういった意味でもバイブルとなる本である。

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