
全てのYouTubeクリエイターを脅かすニュースが舞い込んできました。YouTubeで動画を作成し、広告収入を得ている方には、必ず知っておいてほしいことなので、記事にしました。
さらに、
- YouTubeで収益が上がりやすい動画コンテンツ
- アフィリエイトが最強だと思う理由
について書いています。
YouTubeのパーソナライズド広告の停止
米YouTubeは、児童プライバシー法に違反したとして、FTC(米連邦取引委員会)とニューヨーク州に制裁金180億円を支払うことで和解しました。
YouTubeでは、リターゲティングのために、各個人のユーザーの個人情報を収集し、最適な広告が表示されるようになっていました。
この手法は、13歳未満の子供を対象とする場合、個人情報を取得するためには、親権者の同意が必要でした。
しかし、家族向けコンテンツの増加や、携帯デバイスの普及に伴い、子供だけで動画を視聴する可能性が高まっています。親の目が届かない場所でYouTubeを利用する13歳未満の子供が増えすぎてしまったのです。
そこでYouTubeは、以下のような変更点を加えました。
- 子供向けコンテンツのパーソナライズド広告の停止
- コメントや通知などの一部機能の停止
- 子供向けコンテンツを制作するクリエイターは申告する必要がある
- 機械学習を利用して、子供向けコンテンツを識別する
パーソナライズド広告停止の影響
今回の、児童プライバシー違反で、全世界のYouTubeクリエイターが震え上がったのが「パーソナライズド広告の停止」です。今回の場合は、YouTube Kidsのみで適用されるようです。
パーソナライズド広告とは
パーソナライズド広告とは、ユーザーが過去に見た動画などから興味のありそうな商品やサービスの広告を流すことで、効果的な宣伝効果があるマーケティング手法の一つです。
これにより、子供向けの動画コンテンツを制作しているクリエイターは、広告収入が激減することが考えられます。
YouTubeで子供向け動画コンテンツを視聴しているユーザーは、ユーザーの年齢に関わらず子供のデータとして扱われます。
YouTubeで収益が上がりやすい動画
完全に予想になりますが、YouTubeでの子供向け動画は、広告収入としての単価が低いと思います。子供向けに広告を掲載しても、お金を持っていない子供は買うことができませんからね。
高単価の広告を掲載するためには、大人向けの動画コンテンツを作った方がいいでしょう。
おもちゃの広告と、クレジットカードの広告では、単価が全然違います。クリエイターの1再生当たりの収益が変わるのはそのためです。
パーソナライズド広告がいつまで続くか分からない
今回は、YouTube Kidsのみで停止されるパーソナライズド広告ですが、このように通常版YouTubeでも、いつ広告が制限されてもおかしくありません。
改めてプラットフォームに依存するビジネスモデルが、不安定だということを思い知らされたニュースでした。
YouTubeでは、これまでも不適切な動画に広告が掲載されたとして、広告主から批判を受けたり、クリエイターの不祥事などが問題になることがありました。
YouTube側では、これらを厳しく取り締まるために、徐々に規制を強めています。まあ、当然の流れですね。
YouTubeクリエイターにできることは、ポリシーに遵守した動画作りと、YouTubeだけに依存しないようにリスクを分散することです。
話は変わりますが、このニュースを見たときに最初に思ったことは、
「アフィリエイト最強だな」
ということです。
アフィリエイトは最強だと思う

繰り返しになりますが、現状のアフィリエイトのシステムは最強だと思います。
アフィリエイトと,YouTubeの広告プログラムであるGoogle Adsenseの違いを簡単に説明すると、
- アフィリエイト・・・自分でサイトに掲載する広告を選択できる
- Google Adsense・・・Googleで収集されている個人データを基に掲載される広告が決まる
と、こんな感じです。
Adsenseの場合、掲載できる広告を自分で選ぶことはできないので、今回のように予期せぬ事態があると、ダイレクトに影響を受けてしまいます。自分ではどうすることもできません。指をくわえて見守るしかないのです。
一方、アフィリエイトの場合は、自分で規約を破らないように気を付ければいいだけです。突然広告が表示されなくなるようなことはありません。
広告主からはじかれる場合は、別の広告を掲載すればいいので、いくらでも代替手段があります。
アフィリエイトもいつまで続くか分からないのでは?
という意見もその通りなのですが、インターネットが存続している以上、アフィリエイトはなくならないと思います。
アフィリエイトサービスプロバイダも、種類が多いためリスク分散ができます。
とりあえず登録しておくべきアフィリエイトサービスプロバイダ(ASP)は
- A8.net
ランキング1位
- もしもアフィリエイト
の2つです。最初のうちはこの2つに登録しておけば十分です。

動画とテキストという違いはあり、アフィリエイトの場合、セールスライティングなどのスキルが必要になります。
Adsenseの場合、広告が掲載されるだけで、商品を売ることができません。これだと限界があるので、収益は伸び悩みます。
格段に収入を増やすコツは、「商品を売る」ことです。
まとめ
話がずれてきたので、この辺で終わりにします。
とりあえず言いたかったことをまとめると、
「プラットフォームに依存せず、リスクを分散するべき」ということです。その中でもアフィリエイトは、リスク分散としておススメです。YouTubeと同じように資産になるので、積み上げることで価値が生まれてきます。
それでは、バイなら。