ライザップイングリッシュのトレーニングマニュアルは英語習得に欠かせない王道理論が詰まっていた。

短期間で英語を習得することを目的とした「RIZAP ENGLISH 」は、英語脳の育成を重視しており、そのトレーニングマニュアルは英語習得に欠かせない学習方法で構成されています。

今回は、ライザップイングリッシュのトレーニングマニュアルの有効性についてご紹介致します。

RIZAP ENGLISHでの「英語が使える」の定義とは

「英語が使える」という言葉の意味は、人それぞれ解釈が異なります。

  • 外国人と英語で会話ができる
  • 仕事や日常生活で使う範囲を理解している
  • 英語での質問に即答できる

などなど。人それぞれ置かれている状況や住んでいる地域によっても解釈は異なるでしょう。

RIZAP ENGLISHでは、受講者の学習方向性を見失わないためにも「英語が使える」という言葉の定義を決めています。

RIZAP ENGLISHで言う「英語が使える」状態とは、ただ英語を暗記するのではなく、母国語のように、頭で翻訳せずとも反射的にアウトプットできる状態を指します。

さらに具体的に言い換えると、すでに学習して知っている知識を0.5〜1秒で反射的にアウトプットできるようになるという状態です。

英語に限った話ではありませんが、すでに持っている知識を0.5〜1秒でアウトプットできるのであれば、それは自信を持って「使える知識」と言えるのではないでしょうか。

RIZAP ENGLISHで習得を目指す"英語脳"とは

ライザップイングリッシュでは、トレーニングを通して英語脳を育成することを最優先事項としています。

英語脳

日常生活でのコミュニケーションの場では、会話の際に脳内で複雑な言語処理を同時に行う必要があります。支障をきたさないようにスムーズに会話をするためには、脳内で行われる言語処理を高速化して、可能な限り日本語を介さずに英語を処理することが求められます。

このように、脳内の言語処理が高速化し、日本語を介さずに、反射的に処理できる状態のことを「英語脳」と呼びます。

英語脳とは

  • インプットした英語を、日本語に訳さずに英語の語順で理解できること
  • 自分の考えを、英語の文章にして英語のままアウトプットできること

英語脳養成トレーニング

 

RIZAP ENGLISHでは、英語脳を養成するために主に3つのトレーニングを主軸としています。

  • 6STEPS
  • クイックレスポンス
  • 実践スピーキング

いずれも圧倒的なアウトプット型トレーニングにより、実践で使える英語を習得していきます。

6STEPとは

"6STEP"とは、英語を"知っている"から"使える"へと変化させるために必要な、基礎的な英語学習手順のことです。ライザップイングリッシュでは、この6STEPを徹底的にトレーニングし、英語脳の習得に欠かせない基礎スキルを養成します。

この6つのステップは、英語特有のリズム・音を習得し、英語を"知っている"から"使える"へと変化させるトレーニングです。また、これらのステップがなぜ英語脳の習得に欠かせないのかについても解説します。

6STEP

  1. ディクテーション:聞こえない音・聞き取りが苦手な音を洗い出す。
  2. スラッシュリーディング:スラッシュごとに英語の語順で前から正確に訳す。
  3. オーバーラッピング:聞こえない音を音読で「言える=聞こえる」ように対策する・英語独特のリズム・抑揚・アクセント・発音を習得する。
  4. 意味音読:音読しながらスラッシュごとに意味を理解することで、単語や文法などの知識を結合して使いこなすための反射速度や処理スピードを鍛える。
  5. シャドーイング:音声のスピードと質を真似することで、音の理解・意味の理解・音声化を同時に行い、リスニング力とスピーキング力を鍛える。
  6. リピーティング:音声のスピードと質を完全再現することで、リスニング力の強化と短期記憶の強化を図る。

1.ディクテーション

ディクテーションとは、英語の音声を再生し、聞こえた英文を書き出すことです。そのため、文章を見ればある程度理解できる単語で構成される文章が望ましいとされています。あまりにも難しい文章の場合、そもそも単語が分からないので書き出しようがありません。

このトレーニングによって、書き取れない文章や単語の「音」が明確になり、集中的に聞いてインプットするべき単語などを洗い出すことができます。

英語の音声を聞いて、書き出す際には声に出して発音することで同時にスピーキングも鍛えることが可能になります。多少強引な気もしますが、少なくとも舌の位置や発音を確かめるためにも、同時にスピーキングを取り入れた方がベターです。

また、ディクテーションを行う際のアイデアについても紹介します。

  • 英語学習用CDを聞く
  • オンライン英語教材
  • オーディオブック

など、英語を聞くことができる媒体はたくさんあります。レッスンのみならず自分でもチャレンジしてみると良いでしょう。

ポイント

  • 自分が聞き取れる程度の長さの英文を再生する
  • 単語単位で聞き取って書き出してはいけない(文章で書き出す)

ディクテーションの有効性

ディクテーションには、対人でのコミュニケーションがなく、言語を習得するには非効率だと主張する研究者もいます。しかし、ディクテーションには文脈を基にした理解度をテストできることや、学習者が気づかなかった語彙力の理解不足が明らかになり、長期には全体的な英語力と語彙の正確さが長期的に向上することが示されています。

また、音の強弱や省略され消えてしまう音などの英語特有の発音に気づく機会を与えることができます。

2.スラッシュリーディング

スラッシュリーディングとは、英文の構造を捉えながらスラッシュごとに英語の語順で前から訳すことです。これは、英語を英語のまま理解するのに役立ちます。

RIZAP ENGLISHでは、英文をどこで区切るのか・代名詞が何を示しているのかなどを確認し、スラッシュリーディングの経験などがないという方でも基礎スキルとして習得します。

ポイント

  • 日本語の語順ではなく、英語の語順で前から正確に意味が理解することを目指す。

スラッシュリーディングの有効性

スラッシュリーディングはリーディングに効果があり、長文の英語を素早く理解するのに役立ちます。また、意味のまとまりごとにスラッシュで区切るため、フレーズ単位で文章を理解し長文を読み解くのも早くなります。

何度も何度もスラッシュリーディングを繰り返すことで、感覚的に英語の語順が分かるようになるため英語脳の育成に役立ちます。スラッシュリーディングは、あくまでも英語脳を育てるための準備段階だということを忘れてはいけません。

3.オーバーラッピング

オーバーラッピングとは、英文を見ながら英語の音声を聞き、その音声を真似して同時に発声するという練習のことです。発音できるない音を聞き取ることはできません。

聞こえない音をオーバーラッピングすることで、「言える=聞こえる」ようになります。この練習を繰り返すことで、英語のアクセント、リズム感、リエゾン(音の繋がり)、リダクション(音の消失)、発音スピードが身につきます。

オーバーラッピングの目的は、音声のスピードに慣れ、「言える=聞こえる」ようになっていることです。

ポイント

  • 音声の速度についていけない場合には一旦スピードを落とし、徐々にスピードを上げる。
  • 減速して正しい発音を確認し、最終的にはオリジナルのスピードでのオーバーラッピングの完成を目指す。

オーバーラッピングの有効性

オーバーラッピングでは、読む・聞く・話すを同時に鍛えることができます。人間は五感を刺激することで記憶に残りやすいとされています。できるだけ五感を刺激することができるトレーニングが有効だといえます。

オーバーラッピングを行う際には、英語学習用CDや音声など英文スクリプトが用意されている教材を用意しましょう。音声と同時に英文も読み進めなけらばならないため、最初はついていくのが大変です。

文章を読み返したり、一つ一つの単語を理解する余裕がないため、強制的に「速く文章を読む」というトレーニングが積めます。

そのため、リーディング・リスニングの際の理解の速度が速くなるという効果があります。

4.意味音読

意味音読とは、意味が理解できる速度で音読をすることです。日本語を介さずに英語を理解できるようになることを目的としており、同時に意味を理解するスピードを上げるのにも役立ちます。

RIZAP ENGLISHでは文章をイメージ化し、音声と同じスピードで音読をしながら、英語の語順で前から正確に意味が取れるようになることをゴールとしています。

ポイント

  • 読みながら同時にイメージ化するのが難しければ、スラッシュごとに英語を音読し、その後すぐにスラッシュごとに頭の中で意味を考える方法でも良い。
  • 最初は日本語で考えてもよいが、最終的には情景のイメージを思い浮かべながら音読する。

意味音読の有効性

意味音読のトレーニングを積むことで、英語の読解速度が上がります。単語→イディオム→意味のまとまり→文章という風に、理解できる単位が大きくなるため、単語を一つずつ理解していくよりも早くなるわけです。

音読をしながら文章をイメージ化するため翻訳する余裕がなく、強制的に文章を翻訳せずに理解する英語脳の育成に直結するトレーニング方法の一つでもあります。特定のルールのもとで文を区切るスラッシュリーディングとは似て非なるものです。

シャドーイング

シャドーイングとは、英語を聞きながら聞こえてくる英文のすぐ後ろを追いかけるように真似て発音することです。英文を見ながら発音するため、オーバーラッピングとは異なります。

英語の発音スピードについていけるようになるだけでなく、英語を日本語を介さずに理解することに役立ちます。ただ発音するだけでなくネイティブになりきって発音することで、英語の発音に自信がつきます。

ポイント

  • シャドーイングするときにはイヤホンを使う(音声に集中するため)
  • 音声と同じように言えているかどうかを録音して確認する
  • 再現できていない箇所は原因を対策し、完璧になるまで繰り返す
  • 意味音読が完成してから実践しないと効果が薄い

シャドーイングの有効性

シャドーイングでは、リスニングとスピーキングを同時に鍛えることができます。聞き取れた音声しか発音できないため、まずはリスニングを徹底的にトレーニングする必要があります。

そのため、シャドーイングに取り組む前に英文を見ながら発音する「オーバーラッピング」を完璧にしてから実践するようにしましょう。

そのほかにも、英語のスピードとリズムに慣れることができるという効果もあります。

リピーティング

リピーティングとは、音声を聞いた後に「そのまま再現する」のがポイントで、単語を飛ばし読みしたり、入れ替えたりしてはいけないため、「聞く」「発音する」に加え、「情景をイメージ」した上で「情報を保持する力」まで強化できます。6STEPの中で最も難易度の高いトレーニングとなっています。

英語を文字としてではなく「意味の塊や映像」で認識し、発生できるようになることを目的としています。

ポイント

  • 情景をイメージする力がつくので、シャドーイングと交互に繰り返すことで相乗効果が期待できる。

リピーティングの有効性

リピーティングでは、リスニング力の向上ができます。これまでのステップでリピーティングに必要な基礎スキルは備わっているため、英語力を総合的に測りたいというときに実践すると良いでしょう。

文章のあとをぴったりつけて真似して発音するシャドーイングとも異なり、文章全体を理解して再現する英語力が求められます。英語のリズム・イントネーション・文法構造を把握した上で取り組むと、より効果があります。

クイックレスポンス

クイックレスポンスとは使える英語フレーズを蓄え、高速で英文作成ができるようにすることです。さらに、蓄えたフレーズの表現の幅を広げ、運用力を高めることにより、実際のコミュニケーションの場での反射的な発話力を鍛えるトレーニングです。

言葉に詰まらずに会話をするためには、素早いレスポンスが求められます。そのために効果的な学習方法が、RIZAP ENGLISH独自のクイックレスポンスという方法です。

  • 高速変換
  • パターンプラクティス
  • 疑問・否定変換

などのトレーニングを積むことで、即座に英文を作成する力を養います。

-英語
-,

Copyright© Zesch , 2020 All Rights Reserved.