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Amazonパントリーがサービスを終了するのはなぜ?理由を考察してみる

2021年7月30日

Amazon.co.jpは、2021年8月24日23時59分をもってAmazonパントリーを終了すると発表しました。

米Amazonではすでにサービスが終了しており、日本では約7ヶ月遅れで終了することになります。

Amazonパントリーは、パントリーボックスという専用の箱に商品や飲料、日用品などを入れて1箱で購入ができるというサービスです。

ネット通販では少量の注文ができないことが多いですが、Amazonパントリーでは少量の注文をまとめて購入することができるため、日常に必要なものの購入に向いているサービスです。

そんな便利なAmazonパントリーですが、なぜサービスが終了してしまうのでしょうか。理由を考えてみました。

Amazonパントリーのサービス終了の理由を考察

Amazonパントリー

手数料の高さゆえに利用者数が伸びなかった?

Amazonパントリーは、プライム会員であっても1箱あたり390円の手数料がかかります。

料金的には割高になってしまうというデメリットもあり、利用者がそこまで増えなかったと考えられます。

 

送料無料が当たり前になっているプライム会員にとっては、390円という手数料が大きく見えてしまうこともあったでしょう。

2015年のサービス開始から約6年間サービスを提供してきましたが、ネット通販で生活必需品を購入するという需要がそこまで伸びなかったとも考えられます。

それだけでなく、店舗でもネットスーパー市場が成長しており、近所の馴染みあるスーパーから購入したいという方も増えていると予想できます。

むしろ需要増加で対応追いつかず?

米Amazonではユーザーからの需要が大きすぎて注文の対応が追いつかなかったことがサービス終了の要因となったようです。

国土の広いアメリカでは日用品を買いに行くまでに時間と労力がかかるため、同サービスの需要が大きかったと考えられます。

 

Amazonパントリーはコンビニやスーパーなどを利用するユーザーの取り込みを狙ったサービスでしたが、物理的に店舗が近い日本ではサービスの狙いが需要とマッチしなかったとも考えられます。

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