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ASUSのゲーミングモニター「VG259Q5A」は高リフレッシュレートでFPS向きのビギナー用。

24.5インチのモニターはゲーム用として適しているか

競技系FPS向き

Apex Legends、Valorant、CS:GO などのFPSでは、視線移動が少なく画面全体を一度に把握しやすいので有利です。24〜25インチ前後は、プロゲーマーが好んで使うサイズ帯です。

 

高リフレッシュレートのラインナップが豊富

24.5インチには240Hzや360Hz対応のゲーミングモニターが多く、スピード重視の環境に向いています。

200Hzはモニターの中でも高いリフレッシュレートであり、家庭用ゲーム機のモニターとして使うのであればオーバースペックな数値です。

 

デスクスペースを圧迫しない

コンパクトなので、PCデスクが小さい場合やマルチモニター環境に組み込みやすいです。

 

向いているゲームジャンル

  • FPS / TPS(動体視力・反応速度が重要なタイトル)

  • 格闘ゲーム(画面全体を見渡しやすく、ラグも少ない)

  • eスポーツ系ゲーム全般

少し物足りないケース

  • 没入感重視のRPGやオープンワールド

    エルデンリングやサイバーパンク2077のような没入型ゲームは、27インチ以上やウルトラワイドの方が迫力を感じやすいです。

  • 動画鑑賞や作業との兼用

    映画やクリエイティブ作業をメインにするなら、より大きいサイズの方が快適です。

 

  • 競技性重視 → 24.5インチは最適

  • 没入感重視 → 27インチ以上が有利

  • 省スペースやマルチモニター環境 → 24.5インチが扱いやすい

スピーカースペックと性能

  • 本モデルには2W × 2チャンネルのステレオスピーカーが内蔵されています。合計で約4ワットの出力です

  • B&H Photo Videoの製品情報では、組み込みスピーカーが「音楽、動画、ゲームを楽しめる」と記載されています。また、3.5mmイヤホンジャックも備えており、プライバシーのある音声出力にも対応しています 

実際の音質は…?

2W×2のモニター内蔵スピーカーは一般にサウンドの厚みや低音が弱く、音量も限られます。

そのため

  • 「ちょっと動作音だけ確認したい」程度の用途には十分ですが、

  • 「没入感のあるゲーム音声を堪能したい」「音楽や映画を迫力ある音で楽しみたい」といった用途には、やや物足りなく感じる可能性があります。

 

ヘッドホンや外部スピーカーを併用すべきか?

ヘッドホンをおすすめしたいケース

  • FPSやアクションゲームなど、敵の足音や微妙な音をクリアに聞き取りたい場合。

  • 夜間や共有スペースで静音性が求められる場面。

  • 立体音響やサラウンド感を重視したい場合。

 

外部スピーカー(PCスピーカー)をおすすめしたいケース

  • 複数人でゲームや動画を楽しむ、またはデスク周りで音楽を常に流したい場合。

  • モニターのみの音質では満足できないと感じる方。

 

利用シーン

内蔵スピーカーだけで十分?

ヘッドホン or 外部スピーカー推奨か?

動作確認・通知音程度

十分可能

必要なし

ゲームの効果音や環境音(競技性重視)

可能だがやや弱い

ヘッドホン推奨

映画・音楽・没入感のある体験

不十分

外部スピーカーまたはヘッドホン推奨

マルチユーザーでの利用

向かない

スピーカー推奨

FAST IPS とは?

  • IPSパネルの弱点であった応答速度の遅さを改善した技術です。

    通常のIPSは「視野角や発色に優れる一方で、応答速度がTNや一部VAに比べると遅い」という特徴がありました。

  • 「FAST IPS」では液晶分子の駆動速度を高め、TNパネルに近い応答速度を実現しつつ、

    IPS本来の「鮮やかな発色・広い視野角」も維持できます。

つまり、

  • 色の再現性 → 高い

  • 視野角 → 広い

  • 応答速度 → TNに迫る高速

  • という“いいとこ取り”を目指したパネルです。

 

応答速度 0.3ms (GtG) の意味

  • GtG(Gray to Gray)は「画面の色があるグレーから別のグレーに変わるまでの時間」を示す指標です。

  • 0.3ms という数値は非常に高速で、動きの激しい映像でも残像やブレを抑えやすいことを意味します。

ただし注意点として:

  • 実際の体感は「平均値」ではなく「最小値」を誇張して表記している場合もあり、常に0.3msが出るわけではありません。

  • それでも、一般的な5msや3msのモニターと比べれば明らかに応答の速さで有利です。

 

役立つ場面(ゲーム・コンソール)

特に効果的なゲームジャンル

  • FPS/TPS(Apex Legends, Valorant, COD など)

    → 敵の動きが残像なくクリアに見えるので、エイムがしやすくなる。

  • 格闘ゲーム(ストリートファイター、鉄拳など)

    → 入力から表示までの遅延を抑え、反応勝負で有利。

  • MOBAやRTS(LoL、Dota 2、StarCraft II)

    → 細かいキャラの動きやスキル演出が見やすい。

コンソール側での恩恵

  • PS5やXbox Series X|S

    • 120Hz出力に対応しているので、高リフレッシュレート × 高速応答を活かせる。

    • FPSや対戦格闘など、競技性の高いジャンルと相性抜群。

  • Nintendo Switch

    • 最大60Hz出力のため、応答速度の恩恵は少なめ。ただしIPSの発色と視野角の良さは快適。

まとめ

  • FAST IPS = IPSの発色・視野角の良さを保ちつつ、TN並みの高速応答を実現。

  • 0.3ms GtG = 動きの速い映像でも残像が少なく、競技性の高いゲームで有利。

  • 活きる場面 = FPS/TPS、格闘、eスポーツ系タイトル、120Hz対応のPS5/Xboxで特に真価を発揮。

  • 活きにくい場面 = 60Hz制限のSwitchや、RPG/映画など没入型コンテンツでは応答速度の差は目立たない。

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