今回はゲーム実況をする際に必要となるキャプチャーソフト「Elgato Game Capture HD」のオススメの設定をご紹介します。
筆者が使用しているのは、古いタイプのもので現在は「Game Capture HD 60S」という新しいタイプのものが発売されています。
他にもPCや使用するゲーム機、オーディオインターフェースなど必要な機材はありますが、詳しくは以下の記事で解説しています。これからゲーム実況を始めたいという初心者向きの内容となっています。
初心者がゲーム実況を始めるための最強の環境!ElgatoとYAMAHA AG03で構築!
今回の記事の内容は、Elgato Game Captureでゲーム実況をする際のオススメの設定についてです。
Elgato Game Captureでゲーム画面を録画・音声の録音をする際には、バランスのとれた音量を保つための細かい設定が必要になります。主に音声の項目の設定について詳しく解説します。
面倒な細かい設定が苦手な方は、ぜひ参考にしてみてはどうでしょうか。
目次
Elgato Game Captureの設定
Elgato Game Captureを起動すると、デフォルトの画面は以下のようになっています。(※macOSの場合)
Windowsでは微妙に画面が異なると思います。
音声の設定に関して設定しておくべき項目は以下の2つのみです。注意しなければならないのは、使用するマイクやオーディオインターフェースによって設定値が異なるということです。これに関しては後ほど解説します。
①ゲームオーディオの設定・・・録画するゲームの音量を調整する
②入力マイクの設定・・・マイクから入力する声の音量を調整する
①ゲームオーディオの設定
ゲームの音量を調整します。
オススメの設定は、つまみの位置を0dB〜 -5dBの範囲にすることです。ゲームの音量が大きいと、実況の声がかき消されてしまう部分が出ることがあります。ゲームの音量は小さめで良いでしょう。
マイクの設定で「自動的にゲーム音量を絞る」という項目にチェックを入れることで、喋っている時だけゲームの音量を小さくしてくれます。
②マイクの入力音声の設定
マイクの音声値を設定します。
マイクの音声は、つまみの位置を3dB〜8dBの範囲に設定することをお勧めします。
ゲームの音量を小さめにし、マイクの入力音量を大きめに設定するということがゲーム実況動画を作成する上では聞きやすいでしょう。
マイクの入力音声の設定で「しきい値」と「減衰」という項目がありあす。
この二つの項目に関しては調べてもよく分からなかったので、デフォルトの設定値で問題ないと思います。実際に録画してみましたがデフォルト設定がちょうど良い感じでした。
詳しく知りたい方は以下のページを参考にしてみてください。
しきい値と減衰の調整 - IBM
マイクの音声設定は使用する機材によって変わる
先ほども説明しましたが、上記で紹介してきたマイク音声の設定値は、使用するマイクやオーディオインターフェースによって異なります。そのため、この記事で紹介してきた設定では適さないという場合があります。
そこで、マイクの音声を設定する際の目安となる設定基準を解説します。
マイクレベルで設定する
マイクの入力音声には「レベル」という項目があります。音声のボリュームを視覚的に確認することができます。
右の方に濃い白線が2本見えますが、普通に話す時のボリュームがこの2本の白線の間に収まるようにすると丁度良いでしょう。
ボリュームが大きすぎると、右端まで振り切れてゲージが赤くなります。こうなると「ボリュームが大きすぎる」ということです。
音が割れたり、極端にうるさく聞こえてしまうため注意しましょう。
オーディオインターフェース側でマイク音量を設定する
Elgato Game Captureでマイク音声を設定せずに、オーディオインターフェース側で設定するという方法もあります。
オーディオインターフェースは、自動で大きすぎる音声を制御したり、音割れを防いでくれる優れものです。
筆者が使用しているオーディオインターフェース(正式名称はミキシングコンソール)はYAMAHA AG03という機種です。ゲーム実況と相性が良いため初心者でも使いやすいでしょう。
- マイクの音量設定
- 出力音量設定
- ゲイン
- エコー
- ヘッドセット
などゲーム実況に適した機能を簡単に利用できます。
詳しくは以下の記事で解説しています。
以上がElgato Game Captureのオススメの設定になります。
少しでも参考になれば幸いです。