SONY「WF-C700N」：取扱説明書、使い方が分からない方向け解説

このページではソニーのワイヤレスイヤホンのひとつである「WF-C700N」シリーズの取扱説明書をまとめています。使用方法や具体的な操作方法がわからない方は参考にしてみてください。

「WF-C700N」Bluetooth、ペアリング接続方法。iPhone、Android、Nintendo Switch

使い方：起動方法

１）装着する

ヘッドセットを回転させながら耳の形状に合うように装着してください。イヤホン本体の内側にR（右側）、L（左側）の印字がしてあります。

２）Bluetoothを接続する

ヘッドセットを充電ケースから取り出すと、自動的に電源が入ります。端末とBluetooth接続をすると、そのまま接続されます。

Sonyの Headphones Connectアプリからより細かい設定ができます。

３）ヘッドセットで操作する

左側（L）のイヤホンのボタンを押すと、ノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能（アンビエントサウンドモード）を切り替えることが可能です。

右側（R）のボタン１回押し：再生・一時停止、

２回押し：次の曲の頭出し

3回押し：前（再生中）の曲の頭出し

長押し：音声アシスト機能（Googleアプリ・Siri）の起動/解除

Bluetooth接続するには

WF-C700NはBluetooth接続に対応した端末で使用することができます。

Bluetoothを使う場合は、あらかじめ接続する機器を登録しておく必要があります。この登録をペアリングといいます。iPhoneやAndroidとのペアリングが可能です。

一度ペアリングすれば、再びペアリングする必要はなく自動で接続されるようになります。

Bluetooth接続を切断する方法

１）Bluetooth機器を操作してBluetooth接続を切断する

両側のヘッドセットからBluetooth接続が切断されたことを知らせる通知音が鳴ります。

２）ヘッドセットを充電ケースにセットし蓋を閉める

両側のヘッドセットを充電ケースにセットして蓋を閉めることで、ヘッドセットの電源が切れます。

ノイズキャンセリング機能の使い方

ノイズキャンセリングを機能を使うことで、周囲の雑音を抑えて音楽に集中することができます。人混みや環境音の大きい場所で効果的です。

１）ヘッドセットを充電ケースから取り出す

自動的に電源が入り、Bluetooth設定をしている端末と接続されます。初めて使用する場合やヘッドセットを初期化した直後は、ヘッドセットの電源が入ると自動的にノイズキャンセリング機能がオンになっています。２回目以降は前回の設定が保持されています。

２）L側のボタンを押して、ノイズキャンセリング機能を切り替える

ボタンを押すたびに外音取り込み機能とノイズキャンセリングを切り替えられます。

両側のヘッドセットから同時に通知音が鳴ります。

音量調整

Sony Headphones Connectアプリでボタンの機能を「音量コントロール」に変更した場合は、機能を割り当てた側のボタンを使って音量調整ができます。

音量を上げる

再生中にボタンを一回押すと音量が１ステップ上がる

音量を下げる

再生中にボタンを押したままにすると音量が連続して下がります。適度な音量になってからボタンを離します。

音量が最大または最小になると、警告音が鳴ります。

360 Reality Audio

360 Reality Audioは、ソニーの360立体音響技術を使った新しい音楽体験です。ボーカルやコーラス、楽器などの音源に位置情報をつけ、球場の空間に配置しアーティストの生演奏に囲まれているかのような没入感のある立体的な音場を体感できます。

360 Reality Audioを使用するには、iOSやAndroidを搭載したスマートフォンやタブレットに360 Reality Audioに対応した音楽ストリーミングサービスのアプリをダウンロードして使う必要があります。

Headphones Connectアプリにより音場やヘッドセットの音響特性を最適化することで、よりリアルな臨場感を楽しめます。

音質モード

Bluetooth再生時の音質モードを選ぶことができます。Headphones Connectアプリで設定を切り替えたり、音質モードを確認したりすることができます。

音質優先：再生音質を優先します。

接続優先：接続の途切れにくさを優先します。

• 音質や使用条件などにより、再生時間が短くなる場合があります。
• お使いの環境によって、接続優先にしても音の途切れにくさが改善されない場合もあります。

電話を受ける

接続する端末がBluetoothプロファイルのHFP（Hands-free-Profile）またはHSPに対応していれば、ヘッドセットとBluetooth接続してハンズフリー通話ができます。

１）あらかじめヘッドセットとスマートフォンをBluetooth接続しておく。

２）着信したら、L側かR側のどちらかのボタンを素早く２回押して電話を受ける。

３）通話が終了したら、L側かR側のどちらかのボタンを素早く２回押して電話をきる。

音楽再生中に着信すると、音楽が一時的に一時停止し、着信音が聞こえます。

再生中の音楽が一時停止しない場合は、手動で停止します。

左右のヘッドセットのマイクを通じて会話できます。

ペアリングできない時に確認すべき項目

接続する機器とのペアリングがうまくできない時には以下の項目を確認してください。

• ヘッドセットの電源が入っているか。
• Bluetooth機器の電源が入っていてBluetooth機能がオンになっているか。
• ヘッドセットが前回接続していた別のBluetooth機器と自動的に接続された時には、Bluetooth接続に失敗することがあります。その場合は、前回接続していたBluetooth機器を操作してBluetooth接続を切断するようにしてください。
• Bluetooth機器がスリープ状態になっていないか確認してください。スリープ状態になっている場合は解除するようにしてください。
• Bluetooth接続が切断されていないか確認してください。
• Bluetooth機器側でヘッドセットの接続履歴情報を削除した場合、もう一度機器登録（ペアリング）が必要です。
• 充電ケースは充電されているか。
• ヘッドセットを充電ケースにセットし、蓋を閉めてください。充電ケースにセットすることで解決される場合があります。
• ヘッドセットをリセットしてください。
• ヘッドセットを初期化してもう一度ペアリングしてください。

WF-C700をリセットする

１）片側のヘッドセットを充電ケースにセットし、充電ケースの蓋を開けたままにしておく。

２）充電ケースの背面リセットボタンを20秒以上押したままにする

充電ケースのランプ（オレンジ）が、約15秒後から5秒間点滅します。

３）ランプが消灯したことを確認して指を離す。

４）ヘッドセットを充電ケースから取り出し、もう片側のヘッドセットで手順１）から操作する。

WF-C700Nを初期化する

ヘッドセットをリセットしても症状が改善されない場合は、初期化してください。

１）ヘッドセットを充電ケースにセットする。

充電ケースの蓋は開けたままにしておく。

２）充電ケース背面の初期化ボタンを約15秒以上押したままにする。

充電ケースのランプ（青）が２回ずつ点滅を繰り返したのち、ランプ（オレンジ）が点滅し始めます。

３）充電ケースのランプ（オレンジ）が点滅し始めてから5秒以内に指を離す。

初期化が完了すると充電ケースのランプ（緑）が4回点滅します。

Sony Headphones Connectアプリでできること

Headphone ConnectアプリをインストールしたスマートフォンとヘッドセットをBluetooth接続すると以下のことができます。

• ヘッドセットのソフトウェアアップデート
• 音声ガイダンスの言語変更
• 通知音、音声ガイダンスのオン・オフの切り替え
• ボタンの機能を変更
• Bluetooth接続モード設定
• ヘッドセットの電源オフ
• 自動電源オフ機能の設定
• ヘッドセットのソフトウェアバージョンの確認
• 左右のヘッドセットとスマートフォンとのBluetooth接続状態を表示
• Bluetooth接続コーデックの表示
• DSEEの設定状態表示
• DSEE設定
• ヘッドセットの充電式電池の残量表示
• 充電ケーズの充電式電池の残量表示
• 充電を促す通知の表示
• イコライザー・CLEAR BASS設定
• イコライザー設定のカスタム設定
• ノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能（アンビエントサウンドモード）のモードを調整
• ヘッドセットからノイズキャンセリング機能の自動調整（アダプティブサウンドコントロール）
• 音楽の再生・一時停止、前（または再生中）の曲の頭出し、次の曲の頭出し
• 音楽再生時、通話時の音量調整
• かんたん機器登録（ペアリング）
• ヘッドセットの使用状況の記録と表示
• 360 Reality Audio設定