スペック | VG258QR-J | PS5との相性 |
解像度 | 1920×1080 | ○ |
リフレッシュレート | 165Hz | ◎ |
応答速度 | 0.5ms | ◎ |
AMD FreeSync | 対応 | - |
NVIDIA G-SYNC | 対応 | - |
HDMI規格 | 1.4 | ○ |
VRR | 非対応 | ✕ |
解像度は物足りないがゲーム用の機能が充実
ASUSから発売されているゲーミングモニター「VG258QR-J」はフルHD(1920×1080)、リフレッシュレート165Hzに対応しています。
PS5は最大4Kでも十分な性能が発揮できるため解像度は若干物足りません。PS5でPS4のゲームをプレイするのであればともかく、PS5のゲームを高解像度でガンガンやり込んでいきたい人にとってはやはり4K解像度のモニターのほうがおすすめです。
特にPS5のゲームは鮮明な映像を売りにしたゲームがたくさんあります。光の表現をパワーアップさせたレイトレーシングを体感したいのであれば4K解像度は必須になるでしょう。
リフレッシュレートは最大165Hzとなっており十分な数値です。FPSやレーシングゲームでブレない映像を描画できるためPS5で性能を活かすことができます。フルHDでも滑らかな映像でゲームをプレイしたい人に最適です。
また、1920×1080・60FPSでゲーム実況をしたい人にとってもバランスのとれたモニターです。PS5のゲーム画面を録画するためにはキャプチャーボードが必要になりますが、4Kに対応したものは価格が高くPCにもそれなりのスペックが求められます。
YouTubeなどにゲームプレイ動画を投稿したい人であれば、むしろフルHD・高リフレッシュレートのモニターが最適です。YouTubeを見る人にとっては1080・60fpsの映像で十分満足できますからね。
ゲームに特化したGamePlusという機能が搭載されています。最近のゲーミングモニターではあまり珍しくはありませんが、特にFPSゲームをプレイする人や上達したい人向けの機能となっています。
画面上にエイムポインターを表示させることにより、ゲームをより有利に楽しむことができます。プレイするゲームとは分離されたモニター独自の機能になるため、ゲーム内の照準が見づらいときにも利用できます。
HDMI1.4のためPS5のVRR(可変リフレッシュレート)には非対応となっています。VRRはHDMI2.1対応のモニターが対象となります。
コスパ・バランス重視の人向き
今回紹介した「VG258QR-J」はリフレッシュレートは120Hz以上ですが、それ以外の性能はPS5用モニターとしては物足りないと感じます。
特に高解像度のゲームやレイトレーシング対応のゲームをプレイしたい人にはおすすめできません。最低限ゲームの内容を楽しみたいという人やe-sportsゲームで勝負にこだわりたい人に向いています。
VG258QR-Jがおすすめな人
- ライトユーザー
- 最低限ゲームをプレイできるモニターで十分
- そこまでの高解像度が必要ない
- コスパ重視のモニターを探している
- FPSゲームをプレイする
- PS5のゲーム以外の用途でも使用する
- PCゲームでも使用したい
- VESAマウント対応のモニターを探している