PS5は何らかの不具合により音がでない、もしくは、接続不具合や設定ミスによりただ聞こえていない場合があります。
これらの問題の原因は、HDMIケーブルの接続やPS5のシステムソフトウェアなど複数の要因が考えられるため、いくつかのトラブルシューティングを試して解決しなければなりません。
今回は、PS5の音声出力に何らかの問題が発生した場合のトラブルシューティング方法を紹介しています。
目次
音声出力先を確認する
PS5から音が聞こえない場合は、設定から音声出力先が正しく設定されているか確認しましょう。
設定＞サウンド＞音声出力＞出力機器：HDMI機器（テレビ）
PS5とHDMI接続しているテレビやモニターが出力機器に設定されているか確認しましょう。
また、イヤホンやヘッドホンをDualSenseコントローラーに接続していると、スピーカーからは音が聞こえません。
ヘッドホンでプレイしない場合は、ケーブルを抜くかペアリングを解除しましょう。
スピーカーが搭載されていないモニターを使用していないか確認する
音が聞こえない場合は、そもそもモニターにスピーカーが搭載されているかを確認しましょう。
スピーカーが搭載されていないモニターを使用していると、音が外部に出力されません。
イヤホンやヘッドホンを利用しなければ音を聞くことはできません。
テレビであれば基本的にスピーカーは搭載されていますが、モニターの場合はスピーカーが内蔵されていない場合があります。
テレビやモニターがミュートになっていないか確認する
何らかの誤操作により、テレビやモニターをミュート設定にしてしまうと音がなにも聞こえなくなります。テレビのリモコンのボリュームを下げるボタンが押されているといつの間にかボリュームがゼロになっていることがあります。
出力機器であるテレビ側のボリュームを確認して、ゼロになっていないか確認しましょう。
HDMI接続ポートを間違っている
同時に複数のゲーム機器やレコーダーなどをテレビに接続する場合、どのHDMIケーブルがPS5と接続されているかわからなくなる場合があります。
「テレビとPS5が接続できている」と思っていたけど「実際はNintendo Switchと接続されていた」なんてこともあり得ます。
テレビ周りの配線を整理して正しく使用する端末と接続されているか確認しましょう。
HDMIケーブルに原因がある
PS5とテレビ機器を接続する場合はHDMIケーブルを使用します。この場合、HDMIケーブル自体に問題があり、音声信号が正常に伝送されていない可能性もゼロではありません。
古いHDMIケーブルを利用していると、長年の経年劣化により接続不良が発生することがあります。
PS5はHDMI2.1をサポートしているため、なるべく新しいケーブルを使うと良いでしょう。ただし、HDMI2.1ケーブルを使用する場合には、モニター側の仕様でもHDMI2.1に対応していなければなりません。
HDMI2.1に対応していない場合は、HDMI1.4ケーブルを使いましょう。
これと同様に、サポートしていないHDMIケーブルを使用していたことにより音声が出力されないという可能性もあります。
標準HDMIモードになっているか確認する
テレビの設定で拡張HDMIモードにしていると、PS5のサウンドに何らかの問題が発生する場合があります。
標準HDMIモードに変更することで、問題を解決できる可能性があります。
PS5とテレビを直接接続する
PS5と出力機器であるテレビやモニターを直接HDMIで接続するようにしましょう。
分割機器などを使用していると、それらの機器の不具合により音声信号が正しく伝送されない可能性があります。
問題の原因になりそうな機器はなるべく少なくすることをおすすめします。
3Dオーディオを無効にする
3Dオーディオを有効にしている場合にPS5の音声が出なくなる可能性があるようです。3Dオーディオは対応するヘッドセットのみでサポートされており、一部のゲームは3Dオーディオに対応していません。
この設定を無効にすることで音声問題を解決できる場合があります。
設定＞サウンド＞音声出力＞３Dオーディオを出力のチェックを外す
PS5のシステムソフトウェアを最新にする
PS5のソフトウェアのバージョンにより、システムに何らかの問題が発生している可能性があります。
システムアップデートには、機能の追加やバグ修正が行われていることが多いため、なるべく最新のシステムに保っておきましょう。
設定＞システム＞システムソフトウェア＞システムソフトウェアアップデートと設定＞システムソフトウェアをアップデート
アップデートは自動で行われるように設定しておくと良いでしょう。
