PS5の「下位互換性」について新たな特許が明らかになり、下位互換性の技術仕様について説明されています。
PlayStation 5 Latest News: New Proof Might Reveal PS5's secret Behind Backward Compatibility Feature
Sony Interactive Entertainmentは最近PlayStation5に関する特許を取得し、「下位互換性」に関する技術について明らかにしています。この下位互換性に関する特許は、Digital Foundryが検証したPS5の仕様と一致しているため、信頼性の高いものとなっています。
これまでのPS5に関するリーク情報により、PS5でPS4のゲームが起動できることが明らかになっていますが、Sony Interactive Entertainmentはその「下位互換性」がどのように実現されるかについては公式に発表されていないようです。あくまでもリーク情報であるためSonyからの公式発表を待つしかありません。
噂によると、PS1からPS4までのゲームがPS5で起動できるようにするためのリマスタリングエンジンの開発が進んでいるのだとか...。
Sonyは2020年1月14日に「Backward compatibility through the use of spoof clock and fine grain frequency control」というタイトルの特許を取得しています。
この特許では、「偽のクロック周波数を利用し、古いコンソールタイトルをトリックする技術」が説明されています。ビデオゲームは通常設定されたクロック周波数で起動するため、コンソールが変わるとクロック周波数も変わり、プレイできなくなります。ですが、偽のクロック周波数を利用することで古いタイトルの本来のクロック周波数を「騙し」PS5があたかも起動するべきコンソールだと錯覚させるということでしょう。
下位互換性の特許によると、2つのクロックモードを利用するとしています。通常モードでは、PS5本来のクロック周波数を使用し、下位互換性モードでは、古いタイトルでも起動するためのクロック周波数を使用するというものです。通常はPS5独自の周波数で動作するように設定されていますが、古いタイトルが起動されると、そのタイトルに適したクロック周波数に切り替えて起動できるということです。
2019年の12月にはAMDからPS5に関するリークが明らかになり、切り替え可能なGPUの3つのモードが存在することが記されています。
2.0GhzのCPUクロックはGen2と呼ばれるPS5ゲーム用で、CPUにはGen1、Gen0と呼ばれる他のいくつかのモードがあります。
下位互換性に関する情報はSonyから公式の発表がされていないため、詳細な仕様を断言することはできません。