男性の肌悩みのひとつに「青髭」があります。
青髭はあまり良い印象を持たれませんが、男性の中には「体質だから」と諦めている人も多いでしょう。
最近では脱毛クリニックや脱毛サロンの広告をあらゆる場所で見かけるようになり、男性の脱毛に対するハードルも下がってきたように思います。
ですが、クリニックやサロンでは高い料金を支払わなければならない上に、決められた場所に通わなければなりません。
全国展開するとある脱毛クリニックが突然休業・破産し、数十万円が返金されないというトラブルも発生していました。
高額なお金を払うときにはこのようなリスクも考慮しなければなりません。
そこで私は、クリニックに通うのではなく自宅で青髭セルフ脱毛ができないかと方法を模索し、とある家庭用脱毛器にたどり着きました。
今回の記事では家庭用脱毛器「トリア」の使用レビューとその脱毛効果についてまとめています。
特に顔の青髭のような濃い毛に悩まされている方の参考になるかと思います。
※トリアレーザー脱毛器は2024年3月1日から「入荷待ち」となっています。
レーザー脱毛器の実力に消費者が気づき始めているのかもしれません。
入荷日は未定となっているため、在庫が復活していたらなるべく早く購入することをおすすめします。
次に入荷するのはいつになるか分かりません。
レーザー脱毛器「トリア」は在庫切れが頻発!新品ではなく中古品を狙うのもアリ
目次
家庭用脱毛器「トリア」を選ぶ過程
私は長年青髭に悩まされてきました。
毎朝仕事前に髭を剃り、夕方になる時間帯には青髭が目立ち始めてしまいます。
「なんてしつこい毛根だ...」
と、これはこれで受け入れるしかないと思っていました。
ですが、家庭用脱毛器なるものがあることを知り、その日から徹底的に調べるようになりました。
現在進行形で髭に悩まされており、特に青髭は日常生活において解決すべき最重要課題だったからです。
家庭用で一般的に使われているものには、光脱毛とレーザー脱毛の2種類があり、青髭のような濃い毛に対してはレーザー脱毛が効果的であることを知りました。
と言っても、家庭用として販売されているレーザー脱毛器は「トリア」というメーカーしかありませんでした。
トリア以外の家庭用脱毛器は基本的には光脱毛だと考えてOKです。
サロンやクリニックという選択肢もありましたが、前述のようなトラブルの話もありますし、地方ということもあり近所に医療脱毛ができるクリニックはありませんでした。(医療脱毛でなければ永久脱毛はできません。)
ある意味でこの状況はラッキーでした。
高額なお金を支払わなくて済んだからです。
サロンやクリニックに通うと、高いお金を定期的に支払わなければならなくなります。
高額なサブスクと同じです。
人は一度お金を支払うハードルを超えてしまうと、それ以降は思考停止でお金を支払い続けてしまいます。
一度上げてしまった生活レベルをなかなか下げることができないのと似ています。
なので高いお金を払うときには慎重にならなければなりません。
また、永久脱毛を謳う医療脱毛であっても、照射漏れや毛の周期ズレなどにより完全に毛を生えなくすることは難しいですし、かなりの長期間通わなければなりません。
なのでゆっくりとマイペースでセルフ脱毛ができる家庭用を選ぶことにしました。
トリアは5万円ほどしましたが、迷わずポチりました。
通販サイトに蔓延するパチモンの脱毛器
Amazonのような通販サイトには1万円以下の激安家庭用脱毛器が数多く販売されていますが、効果は全くと言っていいほどありません。
よほど薄い毛なら効果が見込めるのかもしれませんが、髭のような濃い毛には無意味です。
私が初めて購入したのは2万円ほどの光脱毛器でしたが、光を照射してもちょっと焦げ臭い匂いがするだけで何の効果も実感できませんでした。
ヒゲは毛が太い上に、毛根が深いため光脱毛では熱が届きません。
光脱毛器は表面の毛に熱を当てて減毛・抑毛を目的としているため、永久脱毛はできません。
ちなみに、トリアのレーザー脱毛器4xはAmazonでは販売されていません。
使い慣れているAmazonから購入したかったのですが、やむを得ず公式サイトから購入することにしました。
セルフ脱毛のメリット
自宅でセルフ脱毛をすることの最大のメリットは、低価格で好きな時間に好きなだけ脱毛ができるということです。
脱毛は機械を肌に当てていくだけで出来るものです。
わざわざ他人にやってもらう必要はないなと考えていました。
毛が気になるエリアをピンポイントで照射し、気が済むまで何度でも使用できます。
サロンやクリニックではこのようなことはできません。
何時間も居座って脱毛してもらうわけにはいきませんし、「もっと照射してほしい」とはなかなか頼みづらいでしょう。
また、通えば通うほど料金が発生してしまうため、毛が濃い男性にとっては特に重い負担になります。
そんな余裕は無い!私はひとりで完全脱毛を成し遂げるのだ!
家庭用レーザー脱毛器「トリア」の実体験レビュー
脱毛の痛み
トリアは変な形をしていますが、ずっしりとした重量感があります。
長時間持っていると腕がつらくなってきますが、持ち替えたりすれば問題ありません。
トリアの設計は非常にシンプルになっており、ボタンもひとつしかありません。
ボタンを一度押すと電源がオンになり、さらに押すことでレーザーの強さを切り替えることができます。長押しすればオフになります。
強さは5段階で調整することができ、レベルが上がるにつれて照射間隔も長くなります。
そして痛みも増していきます。
実際に使ってみて最初に出てくる感想は「とにかく痛い」ということです。
人それぞれ毛の濃さや痛みの感じ方は違うでしょうが、100人中99人がレベル3以下でも痛みを感じることでしょう。
特に男性の髭、VIO、ワキは毛が濃いので特に痛みを感じやすいです。
トリアにはレベル5までありますが、それぞれの痛みを表現するとこんな感じです↓
レベル1
おっ!おう...。
レベル2
うぐっ!!..うん...。
レベル3
痛いっ!!
レベル4
ぎゃあああああ....!
レベル5
ピギャああああああああああ!!!!!
使ったことがある人なら分かっていただけると思いますが、結構正確に表現できていると思います。
痛みに強い方ならレベル5でも耐えられるでしょうが、私にはレベル3が限界でした。
痛み自体は一瞬なので耐えられないこともないのですが、同じ箇所に何発も打ち込みたい私にとってはやはり苦行でした。
あまりの痛みに耐えきれず、しばらくはレベル3以下で照射を続けましたが、かなり時間がかかりそうだったため、なんとかしてレベル5で照射する方法を模索しました。
「この痛みでは脱毛が完了する前に挫折してしまうぞ...」と思いすぐに行動を開始。
「麻酔クリーム」+「氷」
痛みを緩和すべくたどり着いた方法は、麻酔クリームを使うというものでした。
痛覚を麻痺させてしまえばレベル5でも余裕だろうと思い、早速通販で麻酔クリームを探しました。
ところが、日本では麻酔クリームが一般消費者向けに販売されていないということを知りました。
そのためベストケンコーという通販サイトでエムラクリームを輸入することにしました。
さらに痛みを緩和すべく、氷を肌に30秒ほど当てて少しでも痛みを感じにくくなるように対策しました。
ここまでやってギリギリレベル5の痛みに耐えられるようになりましたが、やはり痛みを完全になくすことはできませんでした。
医療脱毛の痛みよりはマシだろうと考えてひたすら耐えることになりました。
髭の変化
しばらく使用を続けて、ふとしたときに鏡を見ると髭が薄くなっているように見えました。
この段階は脱毛開始から2ヶ月くらいです。
2週間にくらいしか照射しておらず、また使い勝手もよく分かっていなかったため照射漏れも多いです。
よく見ると明らかに毛が生えている部分と生えていない部分があります。
最後にレーザー照射してから1ヶ月以上経っていますが、毛が生えてこなくなる部分がありました。(髭剃りはしています)
まばらになっていてわかりづらいですが、確実に毛が無くなっています。
途中経過の写真は今後も更新していきますので、気になる方はブックマークなりしておくことをおすすめします。
私は脱毛効果を実感できるのが嬉しくなり、毎日のようにレーザー脱毛器を使うようになりました。
実際には毎日使ってもあまり意味がありませんが...。
毛の周期に合わせて定期的に使用することをおすすめします。
私はすぐに結果がほしいせっかちなタイプなので、強力なレベル5でバシバシと打ち込んでいます。
効果があるということが分かりさえすれば、あとは続けるだけなので楽ちんです。
継続できないという人もいるでしょう。
現代の日本には「頑張れない人」が増えているように思います。
生まれた時からぬる〜〜い、ゆる〜〜い環境で育ってきており、感情を大きく揺さぶられるような体験や危機に直面している人が少ないのです。
ぬるま湯な環境に慣れている人は、一度も本気を出すことなく人生を終えてしまいます。
どんなことにも死ぬ気で継続すれば結果は必ずついてくるものです。
話が逸れましたが、何が言いたいのかと言うと「諦めずに継続するべし!」。
トリアレーザー脱毛器の口コミまとめ
公式の販売ページには、150件を超える購入者からのレビューが寄せられていたのでその内容を分析してみました。
レビューの中にはポジティブな内容とネガティブな内容がありましたが、ネガティブな内容のほとんどが「痛み」に関するものでした。
やはりほとんどの人が、レーザー脱毛の痛みを気にしていることがわかりました。
ですがよく考えると、このレビューには違和感があります。
痛みは個人の主観的な感想に過ぎません。同じ強さでも感じ方は人それぞれです。
つまり、ネガティブなレビューのほとんどが「私はこんなに痛みに弱いですよ〜」ということをアピールする面白い内容になっているのです。
一方で、脱毛効果に関する悪いレビューはほとんどありません。
おそらく、使用しているユーザーも「痛ければ痛いほど効果がある」ということを分かっているのでしょう。
「医療脱毛と同等の効果がある」といった絶賛のコメントも多数見られました。
クリニックでの医療脱毛のみが永久脱毛ができますので、それに並ぶ効果があると考えると家庭用としては十分すぎる効果があると言えます。
光脱毛器やサロンのエステ脱毛では永久脱毛の効果は得られません。毛を薄くすることはできてもまた生えてきます。
永久脱毛の効果が得られるのであれば、レーザー脱毛器を使うメリットは大いにありそうです。
レーザー脱毛器のデメリットは痛みが強いことですが、前述のように痛みが主観的・感覚的なものである以上いくらでも対策することが可能です。
トリアのメリット・デメリット
レビューをもとにしたメリット・デメリットをまとめてみました。
デメリット
- 痛い
- 照射面積が小さい
- 照射後は肌荒れしやすい
トリアのレーザー脱毛器は光脱毛器に比べると照射面積が小さく、脱毛が完了するまでに時間がかかります。
家庭用で販売できる価格と性能を考えると、このサイズが限界なのかな〜という印象です。
2013年以前から発売されていますが、その頃からサイズは変わっていません。
また、レーザー脱毛器を照射した後は肌荒れしやすいです。
ジェルを塗りたくってしっかりケアするようにしましょう。
メリット
- 髭にも効果あり
- 医療脱毛と同等の効果あり
- 好きな時に好きなだけ照射できる
- サロンに比べて安い
- 毛が薄い部分は痛みが小さい
レーザー脱毛器ということもあり、脱毛効果に関する高評価レビューがたくさん付けられていました。
髭のような濃い毛にもしっかり効きます。
むしろ毛が濃いほうがレーザーの威力も強くなるため効果を実感しやすいです。
私はまだセルフ脱毛を実践中であり完全な脱毛はできていませんが、必ずトリアを使ったセルフ脱毛だけで青髭の完全脱毛を成し遂げる決意ができています。
みなさんの青髭脱毛を応援しています。
痛みに弱い人向けの光脱毛器「ケノン」
「痛みに弱くてどうにもならない!」という方にはケノンの脱毛器がおすすめです。
光脱毛のためレーザーよりも威力は劣りますが、痛みも軽減されて継続しやすいというメリットがあります。
青髭のような濃い髭には効果は薄いですが、すね毛や腕毛などの薄い毛に対しては効果を得られやすいです。
継続して照射し続けることで、毛が伸びてくる期間を遅らせて薄くすることができます。