ヤツはあの魔人ブウも倒しました。
He has even defeated that Majin Buu.
フリーザ:魔人ブウ!?
Majin Buu?!
パパが魔人ブウと破壊神ビルスには手を出すなと言っていた、あの魔人ブウですか?
Daddy said to never touch Majin Buu and the God of Destruction Beerus. That Majin Buu?
フリーザ:それは想像以上でしたね。
Well, that’s more than I imagined.
私は生まれながらの天才ですからね、これまでトレーニングなんかしたことありませんし、する必要もありませんでした
See, I am a natural born genius… so I’ve never needed or done any training in my life.
He has even defeated that Majin Buu.
"has defeated" - これは現在完了形です。現在完了形は「have/has + 過去分詞」という形で、過去のある時点で始まった行動や状態が、現在に至るまでの間に影響を及ぼしていることを示します。ここでは、「defeat」(打ち負かす)の過去分詞形「defeated」を使用しています。この表現は、その行動が過去に行われたものの、現在の文脈においても何らかの意味を持ち続けていることを示しています。
"even" - この単語は強調を意味します。何か予想外や驚きのニュアンスを加えたい場合に用いられます。ここでは、"He has defeated Majin Buu."(彼は魔人ブウを倒した。)という文に「even」を加えることで、「その魔人ブウでさえも倒した」という意味合いで、話者の驚きや強調を表しています。
"that Majin Buu" - ここでの「that」は、特定のものや人物を指し示す際に使われる指示代名詞です。この場合、「Majin Buu」という名前を使って、聞き手も知っている特定のキャラクターを指しています。この使い方は、聞き手にとって既知の人物や物に言及する際に役立ちます。
Daddy said to never touch Majin Buu and the God of Destruction Beerus. That Majin Buu?
"said to never touch" - この表現は、命令やアドバイスを伝える際に使われる構造です。「say to + 動詞の原形」は、誰かが何かをするように言った、または勧めたことを示します。ここでは、「never touch」(決して触れてはいけない)という否定の命令形を用いているので、非常に強い警告や命令を伝えています。
"Majin Buu and the God of Destruction Beerus" - この部分では、二人のキャラクター、「Majin Buu」と「the God of Destruction Beerus」を言及しています。特定の名前を用いることで、誰に触れてはいけないのかを明確にしています。また、「the God of Destruction」はビルスの特定の称号を示しており、彼の役割や能力の重要性を強調しています。
"That Majin Buu?" - この疑問形は、前述された「Majin Buu」に対する確認や、話題にされている「Majin Buu」が以前に言及されたり知られている特定の「Majin Buu」であるかどうかを問いかけています。この表現は、驚きや疑問を示す際によく使用され、聞き手が情報を確認するために使われます。また、これは会話が進行中であることを示唆しており、話者が情報の正確性を確かめたいと考えていることを表しています。
See, I am a natural born genius… so I’ve never needed or done any training in my life.
"natural born" - これは「生まれながらの」という意味で、ある特定の能力や特性が生まれつきのものであることを示します。このフレーズは、人が何かをするために特別な努力を要せずとも、生まれながらにしてその能力を持っていることを強調します。
"genius" - 「天才」という意味です。一般的には、特定の分野や活動において非常に高い能力や才能を持つ人を指します。この文脈では、話者自身を指して使われており、自己の能力に対する自信や自負を表しています。
"I’ve never needed or done any training in my life." - この部分では現在完了形を使用していますが、ここでの目的は、話者の生まれながらの才能が、これまでの人生でいかなる訓練や努力も必要としなかったことを強調することです。"needed"(必要とされた)と"done"(行った)は過去分詞で、"have"と組み合わせることで、過去から現在までの期間を通じて一貫した状態を示しています。
"so" - この単語は結果を示す接続詞です。前の節で述べた情報(この場合は「生まれながらの天才である」という自己認識)に基づいて、結論や結果(「人生で一度も訓練を必要としたことがない」)を導き出します。
フリーザは父親であるコルド大王から「魔人ブウや破壊神ビルスには手を出すな」と忠告されていたということは、自分は宇宙の中で三番手だということを長いこと自覚していたのでしょうか。
だとすると、ハッタリをかますのが相当うまいですね。もしくは、スーパーサイヤ人の孫悟空にやられた時のように、いつまでも自分の負けを認めず自信満々に「魔人ブウや破壊神ビルスにも負けないだろう」という自信を持っていたのでしょうか。根拠の無い自信は身を滅ぼしますね。
それにしてもフリーザさん、三番手を甘んじて受け入れるとは向上心が足りませんね〜。3番じゃダメなんでしょうか??