PS5の画面を録画してYouTubeにアップしたり、Twitchで配信するためにはPS5に対応したキャプチャーボードが必要になります。
PS5本体だけでも画面録画は可能ですが、録画時間に制限があったり、高性能なマイクを使った実況ができないなどのデメリットがあります。
一方でキャプチャーボードを使用する場合にも注意しなければならないことがあります。
キャプチャーボードにはさまざまな種類がありますが、使用している機材やPCとの相性が悪かったり、OSが対象外だったりすると録画できないなどのデリケートな問題が発生します。
そのため、キャプチャーボードを購入する際には自分が使用している機材との相性を見極めながら選定していかなければなりません。
経験者のレビューを参考にする
キャプチャーボード選びで失敗しないためには、すでに使用している経験者のレビューを参考にすることが最も確実です。自分と同じ機材を使用している人がいないかを探してみて参考にすると良いでしょう。
最終的には自分で判断する必要があるため、キャプチャーボードに関する多少の知識があったほうが良いでしょう。
今回はキャプチャーボードを使用してPS5の録画をしている経験者のレビューをまとめて紹介します。
目次
キャプチャーボードのレビュー動画まとめ
ASUS初の4K対応キャプチャーボード
「ASUS GAMING CAPTURE BOX CU4K30」は4Kで最大60Hzでのパススルーが可能なキャプチャーボードです。フルHDであれば最大240Hzまでの録画に対応しています。
録画または、配信する場合の映像は4K(最大30fps)、フルHD(最大120fps)になります。
外付け型のキャプチャーボードのためPCにUSB接続するだけで使用できます。ノートPCで録画する場合は必ず外付け型のものを選ぶようにしましょう。
本体は手のひらに収まるコンパクトサイズになっており、頑丈なアルミボディでかっこよさがあります。RGBライトによって本体の録画状態を表すことができるようです。
OBS Studioの公式承認を受けているため、PCに画面をパススルーしたときの録画ソフトとして使用すると良いでしょう。また、専用ソフトやドライバなども不要とのことなので、面倒な設定をせずとも録画が始められます。
パススルーとは
パススルーとはゲームの画面や音声をPCに出力する機能のことです。例えば4Kパススルーの場合、4K映像をPCに出力できることを意味しています。4Kの出力には対応していても実際に録画できる画質はフルHD(1920×1080)ということもあるので、キャプチャーボードを購入する場合は注意しましょう。
Elgato 4K60 PRO MMK.2
4K60fpsでの録画が可能な「Elgato 4K60 PRO MK.2」。内臓型のためノートPCでは使用できない点にご注意ください。
本体を接続するだけで使用できるため、設定の必要がないというのがありがたいポイント。4K60fpsで録画できるキャプチャーボードは種類が少ないため、PS5の画面を録画する選択肢の一つになるでしょう。
最大で240Hzパススルーに対応しているため、PS5のみならずハイエンドゲーミングPCでの画面録画にも応用できるスペックを備えています。より録画や配信環境をよくしたいというこだわりを持つ方におすすめです。
Elgato Game Capture HD60 X 外付けキャプチャーカード
4K/60fpsパススルー対応、4K30fps録画が可能な「Elgato Game Capture HD60X」。2022年4月20日にElgatoから発売された新しいキャプチャーボードのため、まだまだ使用レビューは少ないのが現状です。
外付け型のためデスクトップのみならずノートPCでも使用できます。HDR10キャプチャはWIndows10のみに対応しているため、Macでは非対応という点に注意しましょう。
接続する端子がキャプチャーボード本体の片側にのみ集中しているため、デスク周りの配線をスッキリとまとめられるというメリットがあるようです。また、1時間以上録画していると本体がわずかに熱くなっていたそうです。
HD60Xは、ソフトウェアエンコードのため低遅延でキャプチャーソフトに映像出力が可能になっています。
ASUSのキャプチャーボード
またしてもASUSの「CU4K30」。モニターメーカーとして有名なASUSがキャプチャーボード市場にも参入してきました。
4Kパススルーに対応し、フルHDでは240Hzまでサポートしています。USB-Cに対応していない場合の変換アダプターが付属している点も高評価ポイントです。
販売ページでもPS5対応と謳っているため安心して使用できます。OBS Studioで録画している人に特におすすめのキャプチャー機材になります。