- YouTubeにアップする動画いい感じのBGMを使いたい
- 著作権フリーのBGMを探している
- 商用利用可能なBGMを使いたい
このように考えている人は多いでしょう。
動画の内容や雰囲気に合わせてBGMを流すことで、視聴者を惹きつける動画になることもあります。特にYouTubeでは、しっかりと編集された動画の方が検索結果の上位に表示される傾向にあります。
YouTube側からすれば、ユーザーに長くしてもらった方が広告収益が増えるわけですので、より長く視聴される動画をプッシュしてきます。そこで、BGMの有無がアルゴリズムで有利に働く可能性があるということです。
BGMがかかっていない素朴な動画よりも華やかな演出要素を加えた方が観る人を惹きつけ、長い時間動画を観てもらえるになるのです。
今回の記事では、
- BGMが視聴者に与える効果
- BGMを使用する際の注意点
- YouTubeから著作権フリーのBGMをダウンロードできるチャンネル
についてご紹介します。
さらに今回は、海外のチャンネルに絞ってご紹介しますので
・マイナーなBGMで他の動画との差別化を図りたい
・洋楽で動画をかっこよくしたい
という人におすすめできます。
全てのBGMを把握できないほど膨大な量がありますので、じっくり自分の動画にピッタリなものを探すと良いでしょう。
海外のYouTubeチャンネルを探すときは、検索するキーワードを翻訳して探すようにしましょう。日本語で検索した場合、やはり日本の動画がメインで表示されます。キーワードは少し変えてみたり、検索フィルタを使うなどして工夫しましょう。
検索フィルタでは、動画の長さやアップロード日、視聴回数などを指定して検索することができる機能です。自分好みの動画を見つけたいときに利用すると良いでしょう。特に最新の動画を探したいときに便利です。
YouTubeは世界中で利用されていますので、まだ見ぬ面白い動画がたくさんあります。
音楽は言葉の壁を越える世界共通の分野です。利用できるBGMであれば積極的に活用しましょう。
後半では、著作権フリー&商用利用が可能なサービスを紹介します。プロが作曲したBGMをいつでも利用可能になるため、高いクオリティを求める方はチェックしてみてください。
目次
BGMがもたらす効果
同じ動画であっても、BGMありと、BGMなしとでは視聴者に与える印象は全く違ったものになります。印象だけではなく、YouTubeなどのプラットフォームでは高く評価されるようになるため重要な要素でもあります。
人間が視覚から得ている情報は全体の87%、聴覚から得ている情報は7%と言われています。
この数字だけを見ると、聴覚から得る情報はそこまで重要ではないのでは?
と思うかもしれません。
しかし、動画から得られる情報は視覚と聴覚からのみです。ディスプレイを覗き込んで体験するものですので、触覚や味覚、嗅覚では情報を得ることはできません。
たとえ7%であっても無視できないのです。
とはいえ、動画にあったBGMを選ばなければ、不自然な動画になってしまうことも少なくありません。
「BGMが好きじゃないからなんとなく観たくない」という理由で離脱されてしまうのです。これは人それぞれ好みがありますので、最終的には動画を視聴するユーザーが感じて判断する領域です。
ですが、動画の内容に合ったBGMを選択することで、ユーザーに与える違和感を最小限に減らすことはできます。
例えば、自然の風景を撮影した動画にEDM系のBGMを流してもマッチしないでしょう。このような動画には、言葉では説明できない違和感を感じてしまう人は多いはずです。
自分だけが楽しむものならまだしも、他人に公開する動画となると観る人がどう感じるのかを考えなければなりません。
「誰かに観られる動画」を作るのであれば、このような改善意識を持つことも大切になります。
動画と音楽がマッチすればさらなる相乗効果をもたらしますので、インパクトを与えるという意味ではBGM選択は非常に重要です。
ソース:動画マーケティング拡大によるBGM、効果音など音楽制作の重要性
著作権フリーBGMを使用する際の注意点
YouTubeでBGM付きの動画を公開するときには、抑えてくおくべき注意ポイントがあります。
YouTubeでBGMを流す場合、著作権フリーのBGMであってもクレジットを記す必要がある場合がほとんどです。
特にYouTubeにBGMを公開している作曲者であれば、動画の説明欄やダウンロード先のページでクレジットについて説明されていることもあります。
クレジット表記とは
YouTubeでBGMを使用した場合、そのBGMの制作者、曲名、リンクなどを動画の概要欄に追記する必要があります。
例えば、
音楽:URL(YouTubeリンク、ダウンロードリンク)
BGM:曲名・制作者
のような書き方で良いでしょう。
YouTubeからダウンロードできるBGMに関しては、動画の概要欄に記してほしいクレジットが明記されいますので、それを自分の動画の概要欄に丸っとコピペすれば問題ありません。
YouTubeで利用可能なオーディオライブラリの中には、ライセンスの帰属表示がBGMと併記されています。こちらものBGMはライセンスの帰属表示をコピペするだけなので手間はそれほどかからないでしょう。
著作権フリーBGMチャンネル
それでは、BGMを無料でダウンロードできるYouTubeチャンネルをご紹介していきます。
No CopyrightSounds
No CopyrightSoundsはチャンネル登録者数2200万人を超える著作権フリーBGMの定番チャンネルです。
EDM系のアップテンポな曲が多く、他にも様々なシチュエーションで使えるBGMがかなりあります。
正直、このチャンネルだけで必要なBGMが見つかりそうなほどの楽曲数を誇ります。これらのBGMが無料で使えるということに驚くでしょう。
Spotify, Apple Music, iTunes Store, Google Playからもダウンロードできるため利用しやいと思います。
Audio Library - Music for content creators
Audio Library - Music for content creatorsは1400本以上の著作権フリーのBGMを配布しています。
このチャンネルは穏やかなBGMが多い印象です。旅の動画や、ライフスタイルなどの動画に合うと思います。
何気ない動画のバックグラウンドに流れているだけで、華やかな動画に様変わりします。
audio libraryからダウンロードすることになります。
Chill Out Records - No Copyright Music
Chill Out Records - No Copyright MusicはジャズやヒップホップなどのBGMを中心に配布しています。
オシャレなカフェや美容室で流れていそうな楽曲が多く、比較的ゆったりしています。
Vlog No Copyright Music
Vlog No Copyright Musicは、明るく爽やかなBGMが多いです。
ビデオブログ系の動画に使えそうなBGMが多いためチャンネル名にも"Vlog"が入っているのだと思います。
BGMは270本以上と少なめですが、歌が入っているものなど質が高いです。
Royalty Free Music - No Copyright Music
Royalty Free Music - No Copyright Musicは800本以上のBGMがあります。
動画の長さは1分台〜3分台と比較的短めのものが多いです。
感情やムードに合わせたBGM選択ができるため、参考にしてみてください。
穏やかで明るい楽曲が多いです。
商用利用可能なBGMサービス
Audiostock(商用利用可&クレジット不要)
Audiostockは定額制で97万点以上のBGMや効果音が使い放題のサービスです。
YouTubeなどでの商用利用可能かつクレジット不要なBGMを好きな用途に使いたい方に向いています。日常系のBGMやポップな効果音、和風音源まで豊富な素材が利用できます。
プロの映像制作会社でも使われる素材が揃っているので、他のチャンネルと差別化し、動画のクオリティアップにつなげましょう。
最安の動画配信者プランは月額858円、BGMの単品購入は1200円〜のため、1曲でも利用するのであれば定額制プランがおすすめです。
スタンダードプランであれば、30日間の無料トライアルが用意されています。
Silverman Sound Studio(商用利用化)
Silverman Sound Studioは、著作権フリーのBGMを無料でできるサービスです。
曲数は少ないものの、自由にダウンロードしてYouTubeで使用することができます。
ただし、動画の説明欄にクレジット表記を忘れないように記載しておく必要があります。
クレジット不要なBGM
ここまで紹介してきたBGMはYouTubeの動画概要欄にクレジットを記載する必要がありますが、有料の著作権フリーBGMであれば、クレジット不要で無制限に使用できます。
カフェなどの店内で使える音楽もありますので、クレジットなどを気にせずBGMを好きなように使いたいという方は有料のBGMを使用すると良いでしょう。
もちろん商用利用も可能です。