クリリン:知らなかったなあ。あのウイスさんが、ビルスの師匠だったなんて。
I never knew… Whis san is Beerus’teacher?
サタン:能ある鷹は爪を隠す。武道家とはどういうものだ。
A skilled hawk hides its talons. That’s the way of a martial artist.
孫悟空:ウイスさん、次はいつ地球に来るんだ?
When is Whis san comin’ to Earth again?
オラも一緒にウイスさんとこで修行させてもらいてえんだ。
I wanna go train under him too.
I never knew… Whis san is Beerus’teacher?
- I never knew…: このフレーズは、「今まで知らなかった」という意味で、新たな発見や意外な事実を知ったときに使われます。日常会話や書き言葉の中で頻繁に見られ、新しい情報に対する反応を表現する際に便利です。
- Whis san: この部分は、英語と日本語が混在しています。「Whis」は、特定のキャラクターの名前であり、英語圏の文脈で使用されます。「san」は日本語で敬称や尊敬を示す接尾語で、英語には直接の対応語がありません。英語話者が日本の文化やアニメキャラクターに触れる際に、このように言葉を混ぜて使うことがあります。それにより、日本文化に対する敬意や興味を示しています。
- Beerus’ teacher?: 「Beerus」はもう一人のキャラクターの名前で、「’s」は所有格を表します。この場合、「Beerusの先生?」という意味になります。英語では、人や物の所有関係を示す際に「’s」を名詞の後に付けます。ただし、すでに「s」で終わる名詞の場合は、単に「’」を加えることもあります(例: James’ book)。
A skilled hawk hides its talons. That’s the way of a martial artist.
- A skilled hawk hides its talons: この文は、直訳すると「熟練した鷹はその爪を隠す」となりますが、比喩的な意味を持つ表現です。この表現は、本当の実力者や有能な人は、その能力を誇示しないという意味を含んでいます。つまり、実力がある人ほど控えめであり、自分の能力を見せびらかさないという教訓を伝えています。英語圏では、人の能力や資質に関する表現をするのにしばしば比喩が使われます。
- That’s the way of a martial artist: 「それが武道家の道」という意味です。この文は、「武道家」という語を使って特定のグループの行動規範や哲学を指しています。ここでの「way」という語は、「方法」「道筋」「行動様式」など複数の意味を持ちますが、この文脈では「哲学」や「生き方」の意味合いが強いです。武道においては、技術の習得だけでなく、謙虚さや内省などの精神的な側面も重要視されるため、この表現は武道家の理想的な資質を示しています。
この2つの文からなる一連の表現は、一見すると単純な比喩から始まりますが、より深い教訓や哲学へとつながっていくことを示しています。それは、外見や表面的な能力を誇示することよりも、内面の成長や自己修養の重要性を強調しています。このように英語では、比喩を用いて複雑な概念や哲学的な考えを表現することがよくあります。
ベジータがこっそりビルスの星で修行を積んでいることを知った悟空もウイスに修行を頼み込む。
ベジータの時とは違ってあっさり修行が許可されたが、あまりに急かす悟空に対してウイスは不機嫌な態度を見せた。楽しみにしていた食事の時間を邪魔されるからだ。
至近距離で孫悟空に見張られ、数秒おきに食事の進捗を尋ねてくる。これではどんな大きい器の持ち主でも気になって仕方がない。
ウイスがビルスの師匠だと知った悟空はビルスにゾッコンだ。
話は変わるが、ドラゴンボール超の作中であまりに美味しそうに食事をするので、海外のファンから「カップラーメンにハマっている」「たこ焼きはうまそうだ」など、料理に関するコメントが少なからず投稿されている。
アニメで描かれる飯テロの威力は万国共通のようだ。
ドラゴンボール超では、食に関する話題が多くなったような気がする。ドラゴンボールZでは、料理に名前が付いていることは少なかったが、超になってからは天ぷらやたこやき、お寿司など日本の食に焦点を当てるシーンが頻繁に登場している。
ドラゴンボールらしいバトルだけでなく、のんびりした日常を描くようになったことも要因のひとつだろう。
ウイスさんは「食レポがうまい天使」というキャラクターとしても今後の活躍を期待したい。
ドラゴンボール超で謎の多い存在だったウイスさんは、実は破壊神ビルスの師匠であることが明らかになる。破壊神ビルスの戦闘はウイスによって磨かれたということだろう。
そのウイスを師とする悟空やベジータも近い将来破壊神と並ぶ日も近い。
そんなウイスのことをミスターサタンは武道家と呼んでいる。
「脳ある鷹は爪を隠す」を行動で示しているウイスを自分と気の合う同士とでも考えているのだろうか。実際ミスターサタンは第一話で、寝起きの魔人ブウを言葉だけで言い負かしている。彼の場合は、自分の強さを冷静に分析し、また報道陣に囲まれている状況を考慮して穏便に事を済ませようとしているわけだが。
「戦わずして勝つ」これが彼の座右の銘だ。必要であれば勝ちを譲る優しさも持ち合わせている。