ソニーが新たなに取得した特許内容から、PlayStation 5にAlexaやSiriのような音声アシスタント機能が搭載されるのではないかとされています。しかしこの特許内容がより多くのマイクロトランザクションにつながることを懸念する人もいます。
Sony Patents New AI Assistant for the PlayStation 5
https://hypebeast.com/2020/2/sony-playstation-5-ai-assistant-patent
New PS5 Patent Has PlayStation Gamers Worried About Microtransactions
https://comicbook.com/gaming/2020/02/09/ps5-playstation-5-microtransactions-patent/
ソニーが新たな特許を取得
世界知的所有権機関が新たに公開した特許によると、ソニーは次世代コンソールであるPlayStation 5に関するAIアシスタントを研究開発予定であることが明らかにされています。Google Stadiaにもこのような機能が搭載されており、特定の難易度やボス戦で苦戦しているプレイヤーに対してAIがサポートし、攻略のヒントやダウンロード可能なコンテンツなどを提供してくれます。
「ほとんどの場合、ユーザーがキャラクターを操作してゲームを攻略できるリソースは、ゲーム環境内に存在する場合があります。」「”攻略できるリソース”とは、ダウンロード可能なコンテンツ(DLC)、アドオン、アップグレード、アイテム、ヒント、戦略、共有データなどを指します。しかしながら、必ずしも全てのユーザーがそのようなリソースが存在することを認識している訳ではありません。」
このようなAIアシスタントの一部は、マイクロトランザクションの増加につながる可能性があります。外部アドオンや有料コンテンツは、モバイルゲームなどのプラットフォームとは異なり、コンソール内部での侵襲生が低いため、ソニーの新たな特許内容を懸念しているようです。
普段からよくゲームをプレイするユーザーであれば、ゲーム内に攻略の鍵が隠されていることを体験的に知っています。一方、滅多にゲームをプレイしない層の人々にとっては、このようなAIサポートがあることで、ゲームに対する敷居が低くなる可能性もあります。
全ての人に平等なゲーム体験を提供するためにも、アクセシビリティを最適化することが求められます。そのような背景もあり、ゲームへのAI導入がより必須なものとなっているのかもしれません。
しかしながら、現状このようなAIアシスタント機能がPlayStation 5に組み込まれるというソニーからの発表はありません。