ゲーム実況をするためには、基本的にパソコンが必要になります。パソコンゲームの実況をするなら尚更ですが、PS4やNintendo Switchなどのゲーム画面をパソコンに取り込む必要があるからです。さらに、ゲーム画面をパソコンに取り込むためにはゲームキャプチャーボードが必要になります。
キャプチャーボードには、
- ソフトウェアエンコード
- ハードウェアエンコード
の主に2種類ありますが、ハードウェアエンコードのキャプチャーボードの中には、パソコンがなくてもゲーム画面を録画できるタイプのものもあります。同時にマイクを利用し声を吹き込めば簡単に実況動画を撮ることが可能です。
(※YouTubeなどへのアップロードにはパソコンが必要になります)
今回は、パソコン不要でゲーム実況動画を録画できるキャプチャーボードを紹介します。実況したいけどパソコンを持っていない方や、パソコンに詳しくないという方は参考にしてみてください。
目次
PCが不要なおすすめのキャプチャーボード
表示されている価格は2020年3月時点のものです。販売パージによって、在庫切れや・価格が異なる場合があります。
AVerMedia AVT-C878
PCが不要な単体録画モードを搭載し、4Kパススルー・1080p/60fpsの高画質録画に対応しています。専用ドライバのインストールが不要であることから、初心者でも使いやすい仕様になっています。
- 4Kパススルー対応
- 1080p/60fps録画
- モバイルバッテリー給電可能
- microSDカードへの外部保存に対応
I-O DATA GV-HDREC
パソコンがなくても1080p/60fpsでの高画質録画が可能。ボタン1つ押すだけで、録画モードと再生モードを切り替えることができ、そのままテレビの画面で再生することもできます。表示遅延を気にすることなくゲームをプレイしたり録画することが可能なので、FPSなどのシビアなゲームでも快適にプレイできます。
ポイント
- 同時録音・アフレコ可能
- フルHD録画
- 倍速・スロー再生
- SDカードやHDD保存
- iPhoneのゲームも録画可能
- カット編集可能
※iPhoneのゲームを録画する場合、別売のApple純正HDMI変換アダプターが必要になります。
PS4、Nintendo Switch、Wii、Xboxなど、HDMIに対応したゲームから、アナログ入出力のゲームでも利用可能です。
TreasLin HSV326
PC不要で1080p/30fpsのゲーム録画に対応。オーディオ入出力ポートがあり、声を同時に録音すれば実況動画も簡単に作成できます。録画した動画データは、USBハードディスク、USBメモリー、SDカード、SDHCカード、SDXCカードに保存することができます。
ポイント
- ワンクリック録画
- HDMI信号サポート
- 同時録音可能
注意点としては、録画のみの対応なのでYouTubeライブなどには非対応です。
Roommate キャプチャーボード
PS3、PS4、Switch、FireStick、PCなどのHDMI出力端子機器に対応しています。PC不要でゲームのプレイ動画をフルHDで保存することができます。簡易マイクが付属しているため、これ一台でゲーム実況を始めてみると良いでしょう。
ポイント
- HDMI出力対応
- マイク付属
- 充電式
- フルHD録画
※1ファイルの記憶容量は、最大約4GBになります。
※MicroSDカード64GB 時間約10時間
まとめ
パソコンなしでも実況ができるキャプチャーボードは、そこまで種類が多くありません。録画自体はパソコンがなくても可能ですが、YouTubeなどにアップロードする場合は最終的にパソコンが必要になるため、可能であれば、パソコンを併用して実況できるキャプチャーボードをおすすめします。
PCスペックが低くても実況できる
ハードウェアエンコード式のキャプチャーボードであれば、PCのスペックが低くても快適に実況することができます。
機能が豊富なキャプチャーボード
ソフトウェアエンコード式のキャプチャーボードは、柔軟性が高く様々な機能を利用できます。
ハードウェアエンコード、ソフトウェアエンコードのメリット・デメリットについても解説しているため、これからゲーム実況を始めるという方は参考にしてみてください。