YouTube活動を本格的に始めると、思いのほか作業量が多いと気づくことがあります。これらの作業量を増やすことなくなく、動画の投稿頻度を格段にアップさせるコツについて紹介します。
もちろん、多少の作業は必要になりますが
「作業量増えすぎて逆に萎えた」
なんてことにはならないでしょう。
「YouTubeをこれから本格的に運用していこう」
という人にとって参考になると思います。
目次
作業量を増やさずより多くの動画を作るコツ
投稿する動画の品質を落とすことなく、より多くの動画を作るコツは4つあります。もちろん、人によって独自の方法や運営していく中で蓄積したノウハウなどもあるでしょう。
今回は、Today I Found Outチャンネルで実践されている4つの手法をご紹介します。
①一括作業
YouTubeに動画をアップロードするクリエイターの多くは、1本ずつ動画を収録しています。もちろんそうではないという人もいるでしょう。
動画を作る工程の中には、スクリプト作成、撮影、編集、アップロード、説明欄の記述などなど。
YouTubeに動画をアップロードする時に、必要な工程は意外にも多いものです。
このような工程を繰り返していると、
- この工程もっと効率化できないかな
- 時間を短縮したい
という悩みが出てくるかもしれません。これらの悩みを解決するおすすめの方法の一括作業です。
②3本まとめてこれらの動画制作をする
一括作業をする上でおすすめなのは、動画を3本まとめて作ってしまうという方法です。3本に慣れてきたら4本、5本と増やしていくことができるでしょう。
まずは動画を制作する習慣に慣れるためにも、より多くの動画を作ることをお勧めします。
しかし、ここで
動画を3本まとめてつくる?どういうこと?
と思っている人も多いでしょう。
ここで、3本の動画を制作する各工程で実践するコツについて紹介します。
動画の制作過程では思っている以上の時間を必要とします。3本の動画を作るためには、この制作過程を分かりやすく整理すべきです。
そのためにも、まずは進捗状況の管理が重要となります。
常に最新の進捗状況が整理されていることで、動画を作るスケジュール管理やモチベーションアップにつながります。
動画を毎日アップロードしていると、収録しようとしていた企画を忘れてしまったり、アップロードすべき動画の編集状況が分からなくなることがあります。
これは、毎日動画をアップロードしているクリエイターのあるある話です。日々膨大な数の動画制作に取り組んでいるため、管理が追い付かなくなるのです。
動画を管理していなければ、過去に投稿した動画を再び投稿してしまったというようなミスがあるかもしれません。
これならまだ何とかなりますが、編集していない動画をそのまま投稿してしまい機密情報がYouTube上で公開されてしまったら、取り返しがつかなくなります。
このような事故を防ぐためにも進捗状況の管理は重要なのです。
では、進捗状況はどのように管理すればよいのでしょうか。
Googleスプレッドシートを利用する
おすすめは、Googleスプレッドシートを活用することです。
Googleスプレッドシートとは
Googleスプレッドシートは無料かつ簡単に使いこなすことができます。ドキュメントやTODOリストを作成することができ、どの端末からでも保存したデータを確認することができます。
このGoogleスプレッドシートに、
- 動画のタイトル
- 進捗状況
- 説明欄のアイデア
- メモ
- 広告主
などの情報を分かりやすく整理することができます。
進捗状況の管理ツールとして使うためには、
- スクリプト作成済み
- 編集済み
- 完成
- アップロード済み
などの情報を記録します。
このほかにも独自の項目を追加しても良いでしょう。これにより各工程に必要な作業を一目でチェックすることができるので、進捗管理ツールとしては十分でしょう。
③スケジュールを設定する
3つ目のスケジュール設定に関しては①、②にも関係しています。
その日に公開する動画をその日に撮影し公開するのは、効率が悪くかなりのストレスになります。
動画を作らなければ・・・
と時間に追われて焦って、動画編集にミスが残ったりします。動画を作り続ける上では、ある程度の余裕も必要です。
そのためにも「その日の動画をその日に作る」というやり方は避けて、前もって動画を準備しておくようにしましょう。
無理のない範囲で継続することの方がはるかに重要です。
④反復作業を効率化する
動画投稿を繰り返していると、何回も行っている作業内容が把握できるようになってきます。
反復作業というのは、例えば
- カメラの設定
- 編集
- 説明欄への入力
などの作業の中で常に行っていることです。
このような作業をしているときに、何度も繰り返している作業を簡単にする方法はないか常に考えていると、効率化できそうな作業が見えてくると思います。
カメラの設定を例にすると、少し高度になりますが、色調補正のプリセットを用意しておくことで毎回そのプリセットを使いまわせるようになります。これは一つの立派な効率化です。
その他にも
- 照明の位置
- 撮影した映像はPCで自動補正
- カメラの画角設定
など。
繰り返している作業があると気づいたときは、メモを残しておき、毎回同じ設定を使いまわせるようにするとよいでしょう。これでかなりの時間短縮になります。
説明欄に毎回決まった文章を入力しているのであれば、テキストをメモ帳などに残しておき、あとはコピペするだけでよい状態にしましょう。
まとめ
動画の編集だけではなく、作業工程の中で繰り返し行っていることがないか探してみると時間短縮ができる工程が見つかるかもしれません。