あなたはYouTubeにアップロードする動画に字幕を付けていますか?
もし付けていないのであれば、これからは字幕をつけることをおススメします。字幕を付けることで、再生回数、チャンネル登録者数が増えるチャンスがあるのです。
この記事では動画に字幕を付けた方が良い理由について解説します。
さらに、字幕を付けることでチャンネル登録者数が増える仕組みについても紹介します。ぜひ参考にしてください。
この記事を読み終わった頃には、きっと次にYouTubeにアップロードする動画からは字幕を付けるようになることでしょう。
目次
YouTubeで字幕を設定することの重要性について
まずは、キャプションと字幕の違いについて説明します。
キャプション・・・音声をそのまま文字にしたもの
字幕・・・外国語を翻訳したもの
日本や英国では、どちらも字幕と呼ばれているので、キャプションという表現は聞き慣れないかもしれませんが、米国では明確に区別されています。
キャプションには、発言者や背景音楽の情報も含まれています。話すセリフや効果音、BGMなどのことです。
字幕は聴覚障害者以外にも、様々な状況で役立ちます。
例えば、周りの音がうるさい場所や、静かな場所でYouTubeを見たいときなどです。音声なしでも動画を楽しみたい場面は想像以上に多いものです。
外国語の動画を見る時も字幕は不可欠です。新作の映画やドラマのPVには必ず字幕がつけられています。
YouTubeでは、動画に字幕を付けることで、視聴回数が大幅に増えることが分かっています。これは、視聴者の多くがスマホの音量をミュートにした状態でYouTubeの動画を視聴していることや、外国でも動画が視聴されていることを意味します。
YouTubeでチャンネルを運営しているクリエイターは、できるだけ字幕を付けるようにしましょう。潜在的な視聴者に、動画を視聴してもらえるきっかけを作ることができます。
なぜ字幕が役立つか
人間は、耳で聞いた情報の全てが、脳で処理されているわけではありません。多くの人は、耳で聞いた内容を17~25%しか覚えていないのです。つまり、人間は耳で聞いた内容の約80%の情報は、その後忘れてしまうのです。
これを補うためにも字幕が必要なのです。字幕を使うことでメッセージが伝わりやすくなります。
YouTubeで成功するためには、視聴者を増やすことが重要です。正直なところ、チャンネル登録者数はクリエイターにとって非常に大事だと思います。なにせ、視聴者の数が収入にも関係していますからね。
字幕を付けることで、潜在的な視聴者を増やし、チャンネル登録者数まで増やすことができます。
潜在的な視聴者を増やす
聴覚障害者は、世界人口の5%以上なので、約4憶6600万人ほどです。米国だけで見ると、約3,800万人ほどです。他にも、ADHDや聴覚情報処理障害者など、字幕なしでは動画を楽しめない人は大勢います。
さらに、YouTubeの動画を通して英語を学びたいという人もかなりの数になります。同じように、YouTubeで日本語を学びたいという外国人も一定数存在します。
字幕をつけることで、日本語を学びたいという潜在的なユーザーが動画を視聴してくれるようになります。この潜在的な視聴者を逃す手はありませんよね。
YouTubeの組み込み機能を使うことで、日本語の字幕をその他の言語に翻訳して、世界中の視聴者に見てもらえるようになります。
検索、動画の発見、エンゲージメントにおいて、字幕は非常に役立つデータです。
インターネットはテキストベースなので、テキストデータがないと、動画は検索され、発見してもらうことができません。
また、タイトル、説明欄、タグだけでは、動画の本質を伝えることはできません。しかし、動画全体に字幕を付けることで、詳しい内容を検索エンジンに拾ってもらうことができます。検索エンジンは、動画の内容もチェックしているということを理解しておきましょう。
字幕をつけるとチャンネル登録者数が増える理由
字幕をつけて視聴者が増えれば、高評価、コメント、チャンネル登録者が増えることは言うまでもありません。
YouTubeでは、字幕を動画の最後までつけることで、視聴完了率が上がることが分かっています。最終的に、SEOランキングとエンゲージメントが大幅に向上するため、より多くの人に動画が発見され、視聴されるようになるのです。