YouTubeは参入者が多くなり、競争が激化しているため平凡以下の動画ではチャンネル登録者数を伸ばすことは難しくなっています。そこで、チャンネルを伸ばそうとすることも重要ですが、チャンネルの運営で失敗しないようにする工夫も必要です。
Jeven Doveyというチャンネルで「YouTubeで陥りがちな失敗要因」について解説されています。参考にしてみてください。
この動画で解説されている「YouTubeでの失敗要因」は主に7つあります。
闇雲に動画をアップしすぎている
1つ目は、以外にも「アップロードする動画の本数が多すぎる」ことだそうです。YouTubeでは、動画の本数も長さも無制限にアップロードできます。そのため多くの人は、一つでも多くの動画を投稿してYouTubeでの露出を増やそうとします。そうした方が、再生回数も、登録者数も増えると考えているからです。
ですが、このやり方は間違っているという持論を語っています。まずはチャンネルを大きくすることよりも、「動画の質を上げるべき」とのこと。そのため”週に一本”の動画を投稿することを推奨しています。YouTubeを初めたばかりの人が毎日大量の動画を投稿していると、音声、画像、証明など動画の品質を軽視した状態のまま動画を投稿してしまいます。
音声、カメラ、証明、編集など、テーマを一つに絞り、1週間はそのテーマに集中して動画作りをすることを推奨しています。これを続けること、動画の質が上がり、視聴者にとっても見やすい動画へと改善されていきます。
どのようなコンテンツを作成すれば、チャンネルが伸びるかを考えるのはそれからです。
動画の宣伝方法を間違っている
2つめの失敗要因は、チャンネルの宣伝方法を間違っているということです。そして本人はこの間違いに気づいていないか、無自覚の場合がほとんどです。
自身のチャンネルを宣伝するときに、他のユーザーにリンクを使ってスパムを送るのは明らかな失敗要因です。具体的には、人気の動画のコメント欄でチャンネルのリンクを掲載することは避けるべきです。大抵の場合はブロックされてしまい、印象が悪くなってしまいます。そのコメントは残り続けるので、悪い印象が広まってしまいます。
YouTubeの広告収入だけに頼っている
YouTubeを始めたばかりの人がYouTubeの広告収入を頼りすぎるのはリスクでしかありません。YouTubeでは広告収入を得ることができますが、それは1日では不可能です。Jeven Doveyチャンネルでは、48ドルを得るために投稿した動画の本数は200本以上です。YouTubeで広告収入を得られることは魅力的ですが、それなりの時間と条件と努力が必要です。
Jevenさんは、YouTubeの他にも収入の柱を持ち、副業としてYouTubeを始めるべきだと語ります。YouTube以外にも収入の基盤があるため、精神的にも余裕のある状態で動画作りに集中できます。チャンネルのコンテンツを充実させて、大きくしていくのは、YouTubeでの収益が増え、フルタイYouTuberとして生活できるようになってからの方が良いでしょう。
トレンドを追いかける
時代の波や流行は常に変化し、YouTubeに投稿される動画の傾向も日々変化します。爆発的に再生される動画は、多くのYouTuberが真似をしてトレンドをに乗る傾向があります。普段そのようなトレンドとは無縁の動画を投稿しているあなたのチャンネルで、トレンドを追った動画を投稿するとどうなるでしょうか。その時だけは再生数が増え、チャンネル登録者数も増えるかもしれません。ですが、流行が終わり本来の動画ジャンルの投稿を再開すると、トレンド動画で取り込んだ視聴者と、本来の動画コンテンツを見たくて登録した視聴者が分割してしまいます。
一度動画の方向性を間違えるだけでも、その後のチャンネル運営に悪影響を及ぼす可能性がありますので、どのような動画を投稿するかは慎重に吟味しなければなりません。
自分の興味のある動画だけを投稿している
視聴者があなたのチャンネルにどのようなコンテンツを求めているのかを理解する必要があると語ります。視聴者の反応を確かめるためには、動画のコメント欄を確認することが効果的です。
もしもニッチなジャンルの動画を作っているのであれば、作れる動画の数は限られてくるでしょう。このような場合、投稿する動画の方向性を変えなければならないかもしれません。これは仕方のないことでもあります。
このような状況では、自分の興味のある分野に方向転換するのではなく、既存の視聴者に新しい動画の方向性について問いかけるのも一つの手段です。全く関係のない分野のジャンルを投稿してしまうと、これまでの視聴者はあなたの動画を見なくなってしまいます。
プライドが高すぎる
プライドが高すぎることもまた失敗する要因になります。一時的な時代の波に乗り、YouTubeを始めたとしても、既に手遅れか、長続きしないことはよくあります。YouTubeはマラソンのように長く継続しなければなりません。音声、証明、編集など日々の改善によって、良いクリエイターになり、良いコンテンツを作ることができるようになります。
自分が作る動画に絶対的な自信があることは、良いことですが、改善を施さなければならない転換点は必ずやってきます。
ずっと同じことをしている
チャンネルの一貫性を保つことは重要なことです。視聴者に定着してもらうためには、それが良い戦略でもあります。ですがYouTubeにおいては、ずっと同じことをしていても一向に再生数が増えないということはよくあります。そこでチャンネルの運営方法に工夫が必要になります。
具体的には、他のYouTuberとコラボすることを推奨しています。リスクも伴いますが、コラボがきっかけでチャンネルが大きく成長する可能性があります。YouTubeを運営するのは人間であり、人間は様々なことに興味を持ちます。同じことをし続けるのも一つの才能ですが、突っ走りすぎて視聴者がついて来ていなかった、なんてことにならないように注意してください。
ソース:Jeven Dovey