ノートパソコンのサブモニターとして利用したり、ゲームの出力用モニターとして利用したりと、幅広い活用ができるモバイルモニター。薄くてコンパクトなモニターとして持ち運びにも便利です。
今回の記事では、EVICIVの4Kモバイルモニター「EVC-1504」をレビューしていきます。
目次
EVICIV 4Kモバイルモニター EVC-1504レビュー
表示されている価格は2021年5月8日時点のものです。在庫切れや価格が異なる場合があるため販売ページをご確認ください。
- 価格:34,980円
- 画面サイズ:15.6インチ
- 最大解像度:3840×2160
- リフレッシュレート:60Hz
- 商品重量:2.23kg
- VESA対応
- IPSパネル
- スピーカー内蔵
- 保護カバー付き
- 応答速度:5ms
- 視野角:178°
モバイルモニターの4K画質の中では、対応している接続端子が多く汎用性いため、一台持っているだけでさまざまな用途に使用できます。
付属品が多いのは嬉しいですね。
標準HDMIケーブルが付属しているため、すぐにゲームの出力用モニターとして利用しました。
付属品
- 本体モニター
- 標準HDMIケーブル×1
- Type-Cケーブル×2
- 電源アダプター×1
- 日本語取扱説明書×1
- 保護ケース×1
モニターを利用するデバイスがType-Cケーブルの給電に対応していなくても、ACアダプターが付属しているため安心です。
PCからの給電では電力に不安があるという方は、電源アダプターを通しての給電をすると良いでしょう。
対応している接続端子が多いのはありがたい。
接続端子
- PD(給電用)
- イヤホンジャック(3.5mm)
- USB Type-C(出力&給電用)
- miniDP(出力用)
- 標準HDMI(出力用)
モバイルモニターの多くは厚みが薄く作られているため標準HDMI接続端子が搭載されていないことが多いのですが、EVICIVのモバイルモニターは搭載されています。
USB Type-C端子が増えているとはいえ、まだまだ標準HDMIを利用する機会は多いので欠かせないポイントです。
Type-Cケーブルの接続であれば、1本だけで給電と画面出力の両方の役割をはたしてくれるという最大のメリットを活かすことができます。ACアダプターも不要になるため持ち運んで利用することもできます。
画面左側にはボタンがついており、スピーカー音量や画面の明るさなどを調整することができます。
MENUボタンからはエコモード、HDRモードの切り替え、ブルーラートカットなどの設定が可能です。
保護ケースが付属しているが・・・
保護ケースなるものが付属していますが、このケースはディスプレイ本体にくっつけることができません...。
本体を支えるための土台としてしか使用できず、ディスプレイを挟んで持ち運ぶにしても、滑り落ちるリスクがあるため保護ケースとして使用することはおすすめできません。
調整できる角度も限られており、ケースと触れている部分が滑ってしまうためスタンドとして使用することはないかな〜というのが正直な感想です。
VESA対応(75×75mm)
モニター本体は75×75mmのVESA規格に対応しています。
そのためVESA規格対応のモニターアームやモニタースタンドに取り付けることができます。
モバイルモニターは通常モニターよりも軽いため、耐荷重の低いモニタースタンドでの利用がおすすめです。
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ディスプレイは薄い
ディスプレイ本体の厚みは1.1cmほどと薄いためスマホスタンドに置いて使用することもできます。
解像度が上がれば表示領域が広がる
解像度の高い出力用モニターを使えば、映像が精細になるだけでなく、ブラウザなどでは表示できる領域が広がるということになります。
パソコンのサブとしての利用を検討している場合は、解像度の高いモニターがおすすめです。
同じページを表示するにしても、解像度が違うと表示できる領域に差がでてきます。
今回は、Macbook Airの画面とEVICIVのモバイルモニターを比較しているため、4KではなくフルHDの出力になっていますが、それでも結構差があります。
注意点
ここからは購入する前の注意点についていくつか紹介します。
グレア・ノングレアどちらが届くかわからない
Amazonの販売ページを見てみると「製品のスクリーンタイプ(グレア&ノングレア)はパッチごとに異なるためご注意ください」的な一文があります。
つまり、光沢・非光沢どちらのディスプレイが届くかは届いてからのお楽しみということです。
私の元に届いたモニターは非光沢(ノングレア)でしたが、取扱説明書の表記では「表面処理:グレア」になっておりました。ここが最大の要注意ポイントです。
タッチパネル非対応
モバイルモニターはタッチパネルが搭載されているものもありますが、今回レビューした製品は対応していません。
タッチパネル機能を利用したい場合には、タッチパネル機能搭載のモニターをタッチ操作に対応したOSの端末に接続して利用する必要があります。
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総評
今回4Kモバイルモニターをレビューしましたが、総じて購入してよかったと思います。
これまで解像度がフルHDにも満たない低解像度のパソコンで作業していたため、画面を広く利用できるのが何よりも嬉しいです。
次はゲームのモニターとして利用してレビューしようと思います。
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