今回の記事ではニンテンドースイッチ向けのおすすめゲームキャプチャーボードを厳選して紹介しています。
これからNintendo Swithでゲーム画面を録画したり、実況を始めてみたい方はぜひ参考にしてみてください。
実況を始めるためにはキャプチャーボードのみならず、パソコン、マイク、オーディオインターフェースなどが必要になります。
YouTubeやTwitchなどの動画配信プラットフォームでは、1080p/60fpsの動画再生に対応しているためこの要件を満たして録画できる環境を整えることをおすすめします。
ニンテンドースイッチでは4Kの出力に対応していないため、1080p/60fpsの解像度を上限としてキャプチャーボードをご紹介します。
目次
HDMI接続に対応していれば使用できる
Nintendo Switchのためにキャプチャーボードを用意する場合、HDMI接続に対応しているかを確認するようにしましょう。
キャプチャーボードとのHDMI接続ができれば使用することができます。
他にも画面録画をするためにはキャプチャーソフトが必要になります。そのため、キャプチャーボードに加えて専用のソフトウェアが付属しているものをおすすめします。
エンコード方式
キャプチャーボードの録画方式には大きく分けて2つのタイプがあります。
ソフトウェアエンコードとハードウェアエンコードです。
録画した動画を圧縮するときにエンコードという処理が行われます。
ソフトウェアエンコードではPCに負荷がかかるためスペックの高いPCが必要ですが、ハードウェアエンコードではPCすら必要ないというものもあります。
キャプチャーボードの推奨動作環境を満たしていないPCの場合は、ハードウェアエンコード式のキャプチャーボードがおすすめです。
詳しくは下記の記事で解説しています。
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録画用のソフトウェアが付属しているか
キャプチャーボードには録画用のソフトウェアが付属しているものがあります。
キャプチャーボード本体専用に作られているため操作が簡単で初心者でも使いやすい画面設計となっています。
中には編集ソフトが付属しているキャプチャーボードもあるため、簡単なカット編集などを加えたい場合におすすめです。
録画用のソフトウェアが付属していない場合は、OBSなどのフリーソフトウェアを使うことになるでしょう。
OBSは無料で使うことができるというメリットがある一方、ソフトウェアエンコード方式のためパソコンに負荷がかかります。録画した動画がカクついたりする場合は、PCのスペック不足を疑いましょう。
OBSは利用者も多いため、調べればすぐに利用方法や設定方法が見つかります。
Nintendo Switch対応おすすめキャプチャーボード
表示されている価格は2021年3月28日時点のものです。在庫切れや価格が異なる場合があるため販売ページをご確認ください。
Elgato Game Capture HD60 S
- 1080p/60fps録画対応
- ソフトウェアエンコード
- Twitch・YouTubeに直接ライブ配信が可能
- 日本語対応専用ソフトウェア付属
- Webカメラ接続・オーバーレイ機能搭載
- システム要件:Windows10(64-bit)、MacOS Sierra 10.12以降
まさにゲーム実況のために作られたようなキャプチャーボード。
ゲーム配信に特化しており、Nintendo Switchのライブ配信やライブコメント機能との連携もできます。ソフトウェアエンコード式のため、PCがシステム要件を満たしているかを確認しましょう。
専用の録画ソフトは初心者でも簡単に使用できるため、最初の一台にぴったりのキャプチャーボードです。
AverMedia Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUS
- 1080p/60fps録画対応
- 4Kパススルー機能対応
- USB3.0対応
- ソフトウェアエンコード
- 専用ソフト付属
- 対応OS:Windows 10(64ビット版)
4Kパススルー・1080p/60fps録画に対応したキャプチャーボード。
専用ソフトの「RECentral」を使用することで、初心者でも簡単に各種動画配信サービスに接続できます。また、動画編集ソフト「PowerDirector」が付属しているため、編集ソフトがないという方には特におすすめです。
Nintendo Switchを録画する目的であれば十分なスペックと言えるでしょう。
AverMedia Live Gamer Portable 2 PLUS AVT-C878
- 1080p/60fps録画対応
- 4Kパススルー機能対応
- ハードウェアエンコード
- microSDカードへの外部保存に対応
- 録画・動画編集ソフト付属
ハードウェアエンコードによる録画ができるため、PCがなくても単体での録画が可能です。
スペックの低いPCを利用している場合や場所を問わずに録画したいというシーンにも活用できます。
単体録画モード時は、外部のmicroSDカードに動画データが保存されます。PCのメモリを圧迫することがないのもありがたいですね。
また、microSDカードに保存された動画データは「カードリーダーモード」によってPCに転送することもできます。すぐに動画を編集したいというときに便利です。
Nintendo Switchで録画するときのポイント
Nintendo Switchとキャプチャーボードを接続するときに押さえておくべきポイントをまとめています。
ドックが必要
キャプチャーボードとNintendo SwitchはHDMIで接続する必要があります。
そのため、Switch本体をドックに装着し、ドックのHDMI端子からキャプチャーボードに接続しなければなりません。
Nintendo Switch LiteはHDMI端子がないため、キャプチャーボードとの接続ができないということに注意しておきましょう。