LGエレクトロニクスジャパンは、2021年9月上旬より37.5インチ「38WP85C-W」、8月上旬より34インチ「34WP85C-B」と「34WP88C-B」を全国で順次発売すると発表しました。
モデル名・画面サイズ | 発売時期 | 価格 |
38WP85C-W・37.5インチ | 2021年9月上旬 | 165,000円前後 |
34WP85C-B・34インチ | 2021年8月上旬 | 100,000円前後 |
34WP88C-B・34インチ | 110,000円前後 |
- 38WP85C-W(3840×1600)
- 34WP85C-B(3440×1440)
- 34WP88C-B(3440×1440)
アスペクト比21:9の横長の画面・IPSパネルになっているため、複数のウィンドウを横に開く場合や動画編集、グラフィックデザインなどの用途に向いています。
上部と左右部の3辺は極細フレームが採用されているため、湾曲モニターではより没入感のある映像体験が楽しめるとしています。
専用ソフトウェアの「OnScreen Control」の「Screen Split」機能を使うことで、画面上のウィンドウを自動整列させることも可能。これによりPC作業をより効率的に行うことができるようになりました。
21:9の横長画面が曲面型になっているため、没入感の高い、より実際の見え方に近い映像体験を提供するとしています。
また、HDR10に対応しより鮮やかで高コントラストな美しい映像が再現可能となっています。
ゲーミング用途としても便利なAMD FreeSyncやDAS(Dynamic Action Sync)モード、ブラックスタビライザーなどの機能が搭載されています。
いずれのモニターもリフレッシュレートは最大60Hz(FreeSync時:75Hz)となっているため、120Hzに対応したゲームプレイには不向きでしょう。
また、PS4やPS5などのコンソールゲームではアスペクト比21:9の出力に対応していません。
ウルトラワイドモニターは一部のPCゲームでの使用に限られるでしょう。
バックライトの調光方式を変更することで、画面のチラツキを抑えることができ、ブルーライトを低減するピクチャーモードが搭載されています。
長時間画面を見つめることが多い場合に役立つ機能となっています。
また、「34WP88C-B」モデルはアームスタンドが標準付属されます。
チルト角の調整や高さ調整が可能なため使用環境に合わせた柔軟なモニター配置が可能となっています。
ウルトラワイドモニターがおすすめな用途
ウルトラワイドモニターをゲーミング用として使用する場合は、一部のPCゲームにしか向いていません。
その割にはリフレッシュレートは60Hzとなっているため、ゲーム用よりかはPC作業用に向いています。
画面を横いっぱいに使う動画編集や映像の正確な色表現が求められるグラフィクデザインの用途であれば、IPSパネルのウルトラワイドモニターの使用が最適です。
Source:LG