PS5では、クリエイトボタンからスクリーンショット、画面録画、ビデオクリップの保存などが可能です。
また、ブロードキャストではYouTubeやTwitchにリンクしてすぐにライブ配信が始められようになっています。
PS4にも同様の機能がありましたが、PS5ではさらにパワーアップし、高画質での録画ができるようになりました。
スクショした画像やキャプチャーした動画はすぐにYouTubeやTwitterへアップロードすることができ、クリップとして保存すればゲームプレイ中の好きなシーンをさかのぼって保存することができます。
今回は、PS5でスクリーンショットや画面録画をする方法について解説します。
また、PS4のゲームでも1080p/60fpsの高画質で録画する際の注意点についても紹介しています。
目次
PS5キャプチャ機能
PS5のクリエイトボタンによるキャプチャー機能を紹介します。
スクリーンショット
ゲームプレイ中にクリエイトボタンを押すとクリエイティブメニューが開きます。
中央の「スクリーンショットを撮影」を選択すれば、即時画面のスクリーンショットが保存されます。
ゲーム画面を静止画として保存したい場合に利用します。
保存されるファイル形式はJPGかPNGを選択できます。(後述)
画面録画
●録画開始
PS5で画面録画を始めるときには、DualSenseコントローラー左上のクリエイトボタンを押します。
PS4のDUALSHOCK 4コントローラーでも同様の手順です。
クリエイティブメニューから「新しく録画を開始」を選択すれば画面の録画が始まります。
録画中は画面上部に経過時間が表示されます。
ちなみにこの経過時間の表示は消すことができません。
画面上部の中央に表示されるので、ゲームの邪魔になることも結構あります...。
●録画停止
録画を停止するときには、再度クリエイトボタンを押し「画面を終了」を選択します。
ビデオクリップ
PS4と同様にPS5にもビデオクリップを保存する機能が備わっており、
- 一部分をビデオクリップに保存
- 全体をビデオクリップに保存
のどちらかを選択できます。
●一部分をビデオクリップに保存
指定時間分のビデオクリップの保存ができます。
- 直近の15秒
- 直近の30秒
- 直近の5分
- 直近の15分
- 直近の30分
短いビデオクリップであればTwitterへの共有にも便利です。
●全体をビデオクリップに保存
ゲーム起動時から最大1時間のビデオクリップが保存できます。
プレイ時間が1時間を超えると、タイマーがリセットされ前のプレイ動画のビデオクリップは作成できなくなります。
1時間のビデオクリップを保存する機会は少ないとは思いますが、録画できる容量などもチェックしておきましょう。
クリエイティブメニューを開くときの注意点
クリエイティブメニューを開いている間もゲーム内の時間は進んでいます。
例えば、プレイヤーは操作できなくなりますが敵に攻撃されるということもあります。
ゲームのポーズ機能ではないということを注意しておきましょう。
スクリーンショットのファイル形式
スクリーンショット(静止画)のファイル形式はJPGかPNGのどちらかを選択できます。
クリエイティブメニューの「オプション」から変更可能です。
ビデオクリップ形式
1920×1080でキャプチャーする動画ファイルはMP4または、WebMのどちらかを選択できます。
3840×2160(4K)で録画する場合は、効率を優先したWebM形式のみの動画ファイルとなります。
録画される動画のフレームレートは1920×1080(フルHD)で最大60fps、3840×2160で最大60fpsになります。
4Kでも60fpsのなめらかな映像の録画が可能であり、YouTubeへそのままの画質でアップロード・視聴することができるためぜひこの機能を使ってみてください。
1080p/60fpsで録画する方法
PS5に対応したゲームソフトであれば4K/60fps、フルHD/60fpsでの録画が可能です。
ところが、PS4用のゲームをPS5でプレイする場合、フルHD/60fpsで録画するためにひと手間必要です。
(1920×1080でも60fpsで録画できるPS4ソフトもあります...)
PS4用ゲームを1080p/60fpsで録画するためには、設定からビデオクリップ形式を3840×2160にしておかなければなりません。
必然的に動画ファイルはWebM形式となります。
PS4のゲームは4Kに対応していないソフトがほとんどですが、この設定にしておかなければ1080p/30fpsでの録画になってしまうことがあります。
設定 → キャプチャーとブロードキャスト → キャプチャー → ビデオクリップ形式 → 録画解像度:3840×2160
ブロードキャストの設定項目では「1920×1080(60fps)」を選択することができますが、キャプチャーとは無関係です。
ブロードキャストは、YouTubeやTwitchでライブ配信をする場合に適用される設定項目です。
PS4用のゲームを60fpsで録画したい場合は、録画解像度を3840×2160に変更しておきましょう。
WebM形式でキャプチャーした動画は、編集ソフトや再生ソフトとの互換性が低く取り扱いが厄介です。
3840×2160で録画したい場合には、録画するためのキャプチャーボードを使用することを推奨します。
PS5でも使えるキャプチャーボード
メディアギャラリー
撮影したスクリーンショット画像や録画した動画は、メディアギャラリーに保存されます。
動画や画像のシェアやトリミングなどの簡易的な編集をすることができます。
USBドライブなどの外部ストレージへのコピーも可能です。