PS5純正ヘッドセット「PULSE 3D ワイヤレス」使用レビューまとめ

PS5は3Dオーディオに対応しており、純正のヘッドセットを使用することで性能を活かした音声を体感することができます。

純正のヘッドセットということもあり、PS5に合うように最適化されているため音声のみならずマイクでのボイスチャットやモニター機能なども充実しています。

ですが、すでにヘッドセットを持っている方であれば「純正品は必要なのか？」と疑問に感じている方も多いでしょう。

今回は、PS5純正ヘッドセット「PULSE 3D ワイヤレス」を実際に使用している人のレビュー動画をまとめてご紹介します。

PS5純正ヘッドセット PULSE 3D ワイヤレスヘッドセットレビュー

本体の側圧は強く頭部が大きめの人の中にはキツく感じてしまう人もいるでしょう。しっかりとした装着感はありますが、遮音性はそこまで高くないようです。

実際にPS5とワイヤレス接続して画面を録画してみると、音がこもって聞こえていました。フレンドとボイスチャットをした際には「風呂からゲームやっているのか？」とツッコまれたそうです。マイクが拾う音質はそこまで良くありません。

PS5のコントローラーに有線で接続した場合は、多少のこもりは改善されていましたがそれでもやはり音がこもってしまっていました。ボイスチャットで使用する場合には、最低限のコミュニケーションツールだと割り切って使用すると良いでしょう。

ゲームによって3Dオーディオの良さが活かせるゲームと不要なゲームが分かれるようです。特にシングルプレイのゲームに3Dオーディオがおすすめとのこと。

音量調節や電源ボタンは左側に全て集約されています。ところどこにコストカットされている部分は感じられるようですが、1万円ほどで購入できることを考えれば許容範囲でしょう。

重低音が特に強調されており、中低域の厚みと迫力は優れているとのこと。これまでゲーム内で聞き取ることができなかった音声も聞き取れるようになったそうです。

ですがオンラインマルチプレイなどのゲームの場合は、重低音が聞きづらく感じる人もいるはずです。

ゲームフィールド内のどこに敵がいるのか、足音はどこから聞こえてくるかということがわかりやすいため、3Dオーディオの恩恵は十分に得られているようです。

ヘッドセット本体のチープさには若干の不満はあったようですが、ゲームでの音質には非常に満足していると太鼓判を押していました。

PS5本体にUSBアダプターを差し込んでおけばワイヤレスでの接続が可能。本体のUSB端子をひとつ埋めてしまいますが、周辺機器を接続していなければ問題ないでしょう。

チャット音声とゲーム内音声のバランスを調整することができるため、どちらの音声をより優先したいのかを自分で比重を決めることができます。これもヘッドセット本体側面から調整可能です。

また、これまでステレオ音声でゲームを遊んでいる人からすれば、3Dオーディオに対応したヘッドセットで大きな変化を感じられるとのこと。音が立体的に聞こえて厚みが出るため迫力が増したように聞こえるようです。

音質以外にもソニー純正品ならではのメリットもあります。ワイヤレス接続をしていれば、電源を入れるだけでヘッドセットからの出力に切り替わるため、ケーブルなどのストレスから解放され利便性に優れています。

おすすめできるポイントとしては、コスパの良さと純正品にしかない利便性の良さでしょう。

3Dオーディオに対応していながら1万円で購入できる純正ヘッドセット。やはりコスパの良さを実感しているレビューが多い印象です。

ワイヤレスで接続しますが、Bluetooth接続ではなく2.4GHz RFでの接続になるため、遅延がほぼない高音質音声を実現しています。

PS5以外にもニンテンドースイッチやPCとも接続できるようになっており、USBアダプターを抜き差しするだけで接続する機器を切り替えることが可能です。

本体重量は295gと非常に軽く装着しても特に不快な重さを感じないようです。

ノイズキャンセリングが搭載されていますが、完全に音が遮断されるのではなく、あくまでも聞こえづらくなるというものです。

1回の充電で最大12時間持続するとされるPULSE 3Dヘッドセットですが、実際に検証してみると9〜10時間程度になるようです。