ゲームをする際やデスクワークの際に、ゲーミングチェアに座っているという方は多いでしょう。
ゲーミングチェアという名前がついていることから、ゲーム専用だと思われがちですが、リクライニングによる休憩やランバーサポートによる姿勢維持がしやすいことから、勉強などの集中したい場面にも利用されるようになっています。
オフィスチェアにはない機能が多いため、長時間のデスクワークやゲームをする方はゲーミングチェアを導入してみると良いでしょう。
機能だけを見れば便利そうなゲーミングチェアですが「座りにくい」という声も少なからずあります。
「アームレストが邪魔になる」
「ランバーサポートがあると座りにくい」
など、ゲーミングチェア特有のメリットであるはずの機能が、むしろ足を引っ張っているという口コミも見かけます。
これらの機能は本当に不要なものなのでしょうか。
今回の記事では、ゲーミングチェアの座りにくさを少しでも改善するためのアイデアを紹介します。
目次
そもそも組み立て方を間違っている
ゲーミングチェアに限らず、椅子を組み立てる際に座面に取り付ける方向を間違えると、微妙に傾いてしまうことがあります。
座面が水平ではないため、すぐに座りにくいということに気づきますが、これに気づかずに使い続けてしまっていたということもあるようです。
座面の角度に違和感がある場合は、組み立て手順を見直し、取り付ける方向が間違っていないかを確認すると良いでしょう。
ランバーサポート・ヘッドレストには慣れるしかない
ゲーミングチェアには、ランバーサポートとヘッドレストがついているものがほとんどです。
人間の背骨のS字カーブに合わせることができるため、正しい姿勢を維持できるようになります。
しかし、人によって身長や体格などは異なります。
ランバーサポートの形状や厚み、座高の高さなどによっては体にフィットしないこともあり、結果的に座り心地が悪いと感じるのです。
また、初めてゲーミングチェアに座った時には、これらのサポート器具が邪魔に感じることもあります。
これに関しては、長く座り続けて慣れるしかありません。
背もたれが平坦な椅子に座り続けてきたのに、突然ランバーサポートやヘッドレストがついている椅子に座ったら誰しも違和感を感じるものです。
ある意味では、これまで正しい姿勢を維持できていなかったからこそ、S字カーブにフィットするゲーミングチェアに違和感があるともいえます。
継続して使用し続けることで、ゲーミングチェアの形状に慣れるだけではなく、正しい姿勢でのデスクワークも可能になります。
どんな道具でも長期間使い続ければ、少しずつ慣れてくるものです。
どうしても邪魔に感じる場合には、取り外すこともできます。
まずは自分の体をゲーミングチェアに合わせようという意識で座ってみてください。
内部の骨組みに当たって痛い
安物の椅子の場合は、中身のクッション素材がすぐに潰れてしまい、骨組みにお尻が当たってしまうことがよくあります。
座面が硬い椅子には学生時代から座り慣れていますが、長時間座り続けるのは相当つらいですよね。
座面の硬さをカバーするために、クッション素材を敷いておくことをおすすめします。
これにより、長時間の着座にも耐えられ、お尻や腰を痛めにくくなります。
イスではなく机を変える
快適なゲームやデスクワークができないのは、イスではなくデスクが原因かもしれません。
机の高さや角度によっては猫背になったり、ななめになった状態で座っていることもあります。
椅子の高さを調整
まずは椅子の高さを調整してみると良いでしょう。
膝の角度が90°になるようにし、足の裏がピッタリとつく高さに調整します。
モニターを見る場合は高いと感じるかもしれませんが、自然と背筋がピンと伸び正しい姿勢を維持できます。
スタンディングデスクを導入
長時間立ち続けるのがつらいのと同じように、長時間座り続けるのもつらいものです。
長い時間座っていると、お尻や腰が痛くなり集中力も落ちてきます。
そのような際に机の高さを上げて立って作業をすれば、環境を変えてリフレッシュすることができます。
立っても座っても利用可能な昇降式スタンディングデスクを導入すればこれが可能になります。
ゲーム用にスタンディングデスクを利用することはまだまだ一般的ではありません。
たしかにPCゲームでキーボード・マウスを操作するのには向きませんが、コンソールゲームやデスクワークであれば、立った状態でも支障は出にくいでしょう。
今回紹介した改善方法を実践してみて、快適なゲーミングライフを実現させてください。