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【初めてのゲーム実況入門】PCが不要なおすすめキャプチャーボードを厳選

2020年3月26日

ゲーム実況をするためには、基本的にパソコンが必要になります。パソコンゲームの実況をするなら尚更ですが、PS4やNintendo Switchなどのゲーム画面をパソコンに取り込む必要があるからです。さらに、ゲーム画面をパソコンに取り込むためにはゲームキャプチャーボードが必要になります。

キャプチャーボードには、

  • ソフトウェアエンコード
  • ハードウェアエンコード

の主に2種類ありますが、ハードウェアエンコードのキャプチャーボードの中には、パソコンがなくてもゲーム画面を録画できるタイプのものもあります。同時にマイクを利用し声を吹き込めば簡単に実況動画を撮ることが可能です。

YouTubeなどへのアップロードにはパソコンが必要になります

今回は、パソコン不要でゲーム実況動画を録画できるキャプチャーボードを紹介します。実況したいけどパソコンを持っていない方や、パソコンに詳しくないという方は参考にしてみてください。

解像度とパススルーをチェック

ゲームキャプチャーボードを選ぶときに注意するべきことは、パススルーと録画解像度です。

ゲーム画面をPCにパススルーして録画する際には、4Kパススルーに対応していたとしても実際に録画される画質は1080pまでにしか対応していないということがよくあります。

4Kなどのより高画質で録画したい場合は、パススルーと録画解像度というキーワードを必ずチェックしておくようにしましょう。

今回はPCが不要なキャプチャーボードを紹介していますので、パススルーは無視して録画解像度だけ確認すれば良いでしょう。もちろん、PCを使った画面録画にも対応しています。

外部ストレージに保存

PCが不要なキャプチャーボードを使う場合、動画ファイルの保存先はmicro SDカードやUSBメモリなどの外部ストレージになります。

キャプチャーボードにどのような記録媒体を接続するのかを確認し、また動画ファイルの移動先であるPCなどとの相性を確認して選ぶようにしましょう。

 

入出力端子はHDMIが基本になりますが、iPhoneやタブレットなどのモバイル機器を接続する場合は、必要に応じて変換アダプターなどが必要になります。

使用する端末のバージョンやOSによって、うまく録画できなかったりするシビアな世界なので、製品の使用を入念にチェックしなければなりません。

PCが不要なおすすめのキャプチャーボード

ここでは、PCが無くても画面の録画が可能なキャプチャーボードを紹介しています。

フルHD画質の録画が可能なキャプチャーボードの価格相場は、1万円〜3万円ほどとなっており、1万円を切るものは機能性に乏しく初心者には扱いづらいことが多いです。

これから初めてキャプチャーボードを購入する方におすすめするのはAverMediaのAVT-C878です。

画面録画の方法もボタンを押すだけのシンプル操作なので、設定や接続に迷うことはありません。

AVerMedia AVT-C878

PCが不要な単体録画モードを搭載し、4Kパススルー・1080p/60fpsの高画質録画に対応しています。

PCに出力できる画質は4Kに対応していますが、録画できる映像の画質は1080pになります。4Kで録画したい場合は、4K録画対応のキャプチャーボードが必要です。

 

 

専用ドライバのインストールが不要であることから、すぐに使い始められる初心者でも使いやすい仕様になっています。

単体で録画をするときは、micro SDカードを本体に差し込こむだけで録画を開始できます。

(micro SDカードはSDHC/SDXCの使用が推奨されている)

micro SDカードは各メーカーからたくさんの種類のものが販売されています。512GBなどの大容量のものもあり、単体録画可能なキャプチャーボードと相性は良さそうです。

何度もmicro SDカードを抜き差しするのは面倒ですからね。このキャプチャーボードは、micro SDカードが取り出しにくいというちょっとした弱点があります。

録画した動画ファイルをPCに取り込む際には、カードリーダーモードで本体とPCをUSB接続するmicro SDカードをPCに取り込む方法があります。

MacOSへの接続にも対応しているため、直接画面を出力してPCで録画することもできます。画面録画だけでなく、配信もしたい人におすすめです。

PlayStationやNintendo Switchなどのコンソール機の他にiPhoneやiPadなどの映像を録画することもできます。

コンパクトながらも機能が豊富なため、さまざまな機種で使い分けたい人にも最適です。

  • 4Kパススルー対応
  • 1080p/60fps録画
  • モバイルバッテリー給電可能
  • microSDカードへの外部保存に対応

I-O DATA GV-HDREC

パソコンがなくても1080p/60fpsでの高画質録画が可能。ボタン1つ押すだけで、録画モードと再生モードを切り替えることができ、そのままテレビの画面で再生することもできます。表示遅延を気にすることなくゲームをプレイしたり録画することが可能なので、FPSなどのシビアなゲームでも快適にプレイできます。

ポイント

  • 同時録音・アフレコ可能
  • フルHD録画
  • 倍速・スロー再生
  • SDカードやHDD保存
  • iPhoneのゲームも録画可能
  • カット編集可能

※iPhoneのゲームを録画する場合、別売のAppleHDMI変換アダプターが必要になります。

PS4、Nintendo Switch、Wii、Xboxなど、HDMIに対応したゲームから、アナログ入出力のゲームでも利用可能です。


TreasLin HSV326

PC不要で1080p/30fpsのゲーム録画に対応。オーディオ入出力ポートがあり、声を同時に録音すれば実況動画も簡単に作成できます。録画した動画データは、USBハードディスク、USBメモリー、SDカード、SDHCカード、SDXCカードに保存することができます。

ポイント

  • ワンクリック録画
  • HDMI信号サポート
  • 同時録音可能

注意点としては、録画のみの対応なのでYouTubeライブなどには非対応です。


Roommate キャプチャーボード

PS3、PS4、Switch、FireStick、PCなどのHDMI出力端子機器に対応しています。PC不要でゲームのプレイ動画をフルHDで保存することができます。簡易マイクが付属しているため、これ一台でゲーム実況を始めてみると良いでしょう。

ポイント

  • HDMI出力対応
  • マイク付属
  • 充電式
  • フルHD録画

※1ファイルの記憶容量は、最大約4GBになります。

※MicroSDカード64GB  時間約10時間


まとめ

パソコンなしでも実況ができるキャプチャーボードは、そこまで種類が多くありません。

録画自体はパソコンがなくても可能ですが、YouTubeなどにアップロードする場合は最終的にパソコンが必要になるため、可能であれば、パソコンを併用して実況できるキャプチャーボードをおすすめします

PCが不要で録画できるキャプチャーボードのメリットは、PCの保存容量に関係なくSDカード側でいくらでも動画の容量を決められるということです。

1TBのmicro SDカードを使えば、1TBの動画ファイルを録画することができます。

1TBの容量を持ったパソコンを使っている人はあまり多くないでしょう。パソコンの内部ストレージがいっぱいになってきたら、動画を削除したり、外部ストレージに移さなければなりません。

ですので、最初から外部ストレージに保存するというのは、ゲーム画面を録画する人にとって便利な運用方法になるのです。

外部ストレージすら使い分けるのが面倒だというのであれば、GoogleドライブやDropboxなどのクラウドストレージを使うと良いでしょう。

毎月固定費がかかってしまうのがデメリットですが、パソコンのデータをまとめてクラウド上で管理することで、ネット環境さえあればどこからでもどの端末からでもアクセスできるようになります。

PCのスペックが低いならPC不要のハードウェアエンコードキャプチャーボードがおすすめ!

ハードウェアエンコード式のキャプチャーボードであれば、PCのスペックが低くても快適に実況することができます。

ソフトウェアエンコード式のキャプチャーボードは、柔軟性が高く様々な機能を利用できます。

ハードウェアエンコード、ソフトウェアエンコードのメリット・デメリットについても解説しているため、これからゲーム実況を始めるという方は参考にしてみてください。

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