この記事で紹介しているキャプチャーボードはWindowsノートパソコンでも使用することができます。
ゲームキャプチャーボードは、WindowsやMac、Linuxなど、どのOSに対応しているかを事前に確認する必要があります。Macに対応していないキャプチャーボードでは、専用のソフトウェアが起動しなかったり、接続できない場合もあります。快適にゲームを録画するために、キャプチャーボードと利用しているPCなどとの相性が重要になります。
今回は、Macに対応したゲームキャプチャーボードと選び方を紹介します。
特に、Macの中でもどのスペックが推奨されているかも記載しているため、使用しているパソコンのスペックを確認し、比較しながら選ぶと良いでしょう。
目次
Mac対応キャプチャーボードの選び方
Mac対応のキャプチャーボードを選ぶ際のポイントについて解説します。
特定のOSで使用するキャプチャーボードを選ぶにソフトウェアエンコードタイプのものを選ぶ場合には特に注意が必要です。
ハードウェアエンコードのものとは異なり、OSに依存した仕様になっているものが多いためです。
ハードウェアエンコードのキャプチャーボードを選ぶのであれば、OSやソフトウェアよりも接続端子の互換性をチェックしましょう。
エンコード
キャプチャボードには、
- ソフトウェアエンコード
- ハードウェアエンコード
の2種類のエンコード方式があります。
キャプチャーボードによってエンコード方式が異なり、ゲーム実況やライブ配信、使用しているMacのスペックなど、目的や用途によっても最適なキャプチャーボードは分かれてきます。
Macの場合どちらのエンコード方式にも対応しています。しかしながら、Macbook AirやMac book Proなど、比較的スペックの低いモデルの場合、録画はできても、ライブ配信は快適にできないという場合があります。
ソフトウェアエンコード式の場合はパソコンに負荷がかかるため、パソコンのスペックが低い場合はハードウェアエンコード式のキャプチャーボードにしましょう。
内蔵型・外付け型
ゲームキャプチャーボードには、USBで接続する外付け型と、PCIで接続する内臓型があります。
Macの場合は、外付け型のキャプチャーボードを利用することになります。内蔵型はデスクトップ型のパソコンでしか利用できないため、Macbookなどのノートパソコンでは使用できません。
今回はUSBで接続するタイプに絞って紹介しているため、パソコンに繋ぐだけで簡単にゲーム実況ができます。外付け型キャプチャーボードは、ゲーム実況初心者でも利用しやすいタイプとなっています。
Mac対応のキャプチャーボード
Macで使えることを前提としていますが、WindowsやLinuxでも利用可能なキャプチャーボードも含まれています。
※HDMI接続対応のキャプチャーボードの紹介です。
画像 | 製品名 | 画質 | 価格 |
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M1 Macの場合は要注意
後半でも解説していますが、Elgato Game Capture HD60、HD60SはM1 Macには対応していません。M1 Macの場合はHD60 S+を使用しなければなりません。
ゲーム実況王道のキャプチャーボード。フル解像度1080p/60fpsの録画に対応しており、TwitchやYouTubeなどのプラットフォームと連携しながらのライブ配信も可能です。
USB Type-Cでの接続に対応しているため、USB-C接続に対応していないMacを使用している場合にはUSBアダプターがあると便利です。
システム要件
- Windows 10(64-bit)
- MacOS Sierra 10.12以降
- 第4世代クアッドコア Intel Core i5 CPU以上
- 4GBのRAM、内臓USB3.0ポート
録画した動画を直接YouTubeにアップロードできる機能や、マイク音声調節・画質調整など、ゲーム実況に必要なカスタマイズができます。
日本語対応のソフトウェアを利用し、Webカメラ接続やライブコメント機能など、ライブストリーマー向けの機能が充実しています。。
ポイント
- Twitch・YouTube連携
- Webカメラ接続・オーバーレイ機能
- ライブコメント機能
- 遅延がほぼないパススルー
※注意点:動画の録画などは問題なくできますが、ライブ配信の場合、Macbook Airなどパソコンのスペックが低いとカクついたりする場合があります。
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ハードウェアエンコード式のキャプチャーボードのため、パソコンのスペックが低くても快適にライブ配信が可能です。
専用のドライバーなどをインストールする必要がなく、すぐに使い始めることができます。PC不要の「単体録画モード」もあるため、パソコンとの面倒な配線なども不要です。
システム要件
ハードウェアエンコードのため、パソコンのスペックを気にすることなく録画ができます。
PCがなくても録画することができるため、場所を問わずに利用できます。持ち運びのノートPCなどで利用する場合に便利です。
ポイント
- 4Kパススルー対応
- ドライバーのインストール不要
- モバイルバッテリーでの給電が可能
- iPhone、iPadにも対応
- 専用ソフト「RECentral」付属
- 動画編集ソフト「PowerDirector 15」付属
付属のソフトウェアである「RECentral」を利用することで、簡単設定で録画、配信画面のカスタマイズができます。ニコニコ動画、YouTube、Twitch、Facebookなどのアカウントを登録しておくだけで、すぐにライブ配信を開始することも可能です。
ピクチャー・イン・ピクチャー、クロマキー合成、ライブ編集などの機能に対応しており、初心者からプロ実況者まで幅広く使えます。
Macでゲーム実況を始める
上記2つのキャプチャーボードは、Macbook Airでも問題なくゲーム画面の録画が可能です。
実際に使ってみましたが、画面がカクついたりすることなく、1920×1080/60fpsのフルHDでの録画を確認済みです。Macbook ProやiMacでも問題なく録画できるでしょう。
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ただし、録画は問題なくできますが、ライブ配信の場合は画面がカクついてまともに配信できません。
ライブ配信をする場合には、要件を満たすPCが必要になります。
ElgatoはMacとの互換性があるのか
上記で紹介しているElgato Game Capture HD60、HD60 SはMacとWindowsの両方で使用できます。
ただし、PCIeキャプチャーボードであるHD60 ProはMacで使用することはできません。
また、M1 Macを使用している場合についても下記の通り注意点があります。
M1 MacでElgatoは使えるのか
Game Capture HD60SはM1 Macとの互換性がありませんが、Elgato ゲームキャプチャーHD60S+であればElgato公式にてM1 Macとの互換性が確認されています。
また、HD60S+の場合はM1 MacでOBS Studioなどのサードパーティソフトを利用可能です。
参考記事
Mac対応の安いキャプチャーボードはどれ?
本記事で紹介したキャプチャーボードは、機能が充実した比較的高価な部類のものです。ゲーム画面を録画できる最低限の機能を備えたものでよければ、低価格なキャプチャーボードもあります。
Chilison HDMIキャプチャーボードは1080p/60fpsの録画に対応していますが、価格は3千円以下です。フリーソフトのOBS Studioを使えばNintendo SwitchやPS4の録画も可能です。
可能な限り安く機材を揃えてMacでゲーム実況を始めたいという方におすすめです。
まとめ
上記2つのキャプチャーボードであれば、ほとんどのゲーム(HDMI接続のもの)を実況録画できます。
専用のソフトが付属しており、使いやすい画面操作による録画ができるため難しい専門知識無しでもゲーム実況を始めることができます。
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- ノートパソコンでも使えるおすすめのキャプチャーボード
- Nintendo Switchの画面録画におすすめのキャプチャーボード
- iPhone・iPadの録画が可能なおすすめキャプチャーボードと必要な機材まとめ
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